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健康一口メモ



ノロウイルス
 ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は1年を通して見られますが、毎年11月ごろから多くなり、1〜2月ごろにピークを迎えます。昨シーズンは過去25年で最大の流行になりました。おう吐や下痢、腹痛という症状が1〜2日続きます。抵抗力の弱い乳幼児や高齢者は重症化することもあり、死亡例も報告されています。

 厚生労働省などによると、感染ルートは@感染者の便や吐物を触ったり、吸い込んだりするA感染したり手が汚染されたりした調理者の料理を食べるB汚染された2枚貝を十分加熱しないで食べる――があります。ただし、昨シーズンはBのケースがほとんどなかったといいます。予防には、こまめな手洗い、食品は十分加熱、まな板などは熱湯消毒、便や吐物は飛散しないように処理することなどが大切です。消毒や掃除には塩素系漂白剤・除菌剤などが有効とされます。

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