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6月号
ひまわりフェスタ2004
予告!!

2004年夏の要求はコレ!
■本庁・市内の組織再編
■育児介護休暇
■サービス残業、時間外労働
切実な声を集めて
7月12日夏期交渉です
児・介護を支える職場の現実は日本の将来にとっても大切
ービス残業、時間外労働のない職場を今度こそ実現しよう
地方機関再編、本庁からの権限委譲、フラット化・グループ制
庁舎内完全禁煙を京都府の全ての職場で
女性部夏期要求書
1 地方自治体として、地方自治を守り、住民の生命・財産を守る立場から、自衛隊のイラク派 兵、憲法改悪の動きに反対するとともに、有事法制に基づく国民保護計画等の策定を目的とした自衛官の採用は直ちに中止すること。

2 賃金については府職労の要求にそって改善すること。特に調整手当・寒冷地手当・ 退職手当の改悪を行わないこと。また、国の「三位一体改革」に反対し、地方自治体 の財源を確保すること。

3 本庁・地方機関の組織再編に伴って生じている問題については、現場の職員の意見をよく聞 き、財務会計専用端末の増設(共用)や職員の英知を結集する執行体制、人員確保など、年度途中であっても柔軟に対応し改善すること。

4 恒常的な時間外労働やサービス残業をただちに解消すること。時間外勤務の上限規制の制度 化や諸権利が行使できるように、必要な予算・人員の確保、仕事のすすめ方の改善など実効ある措置を講じること。

5 子育て中の職員を支援するために、子どもの看護休暇について、子どもの数に応じた日数増 を図るとともに、義務教育終了前の子どもをもつ男女の時間外、通勤時間の規制を行うこと。ま た、学齢までの子どもの健診(乳児、3才児、保育所入所前、就学前)、小学校体験入学の付添いを特別休暇とすること。

6 育児休業や介護休暇、育児時間などが安心して取得できるよう、特に次の点について、条件整備をはかること。
 @ 育児休業中の代替職員は、府民のための専門サービスを確保するため、原則として当該職種の正規職員で対処すること。
 A 育児時間取得者の夜勤免除を行うとともに、育児時間についても時間に見合った代替保障をすること。
 B 育児休業2年目以降の所得保障、昇給延伸などの不利益扱いの是正など改善をはかること。育児休業中の希望者を対象に低利の互助会貸付を行うこと。
 C 部分休業や介護休暇を時間単位で取得した場合の所得保障を適切に行うこと。
 D 老親の看護等についても、子どもの看護休暇のような休暇を新設すること。
 E 職場復帰のための研修を充実させること。
 F 行使にあたって不利益扱いをしないことを完全に保障するとともに、男性の取得をすすめるための特別の手立てをとること。

7 気温にあわせた冷暖房、空調設備の完備、適切な照明等、職場環境を整備するとともに、「地 球にやさしい府庁づくり計画」は職員の合意に基づいてすすめること。
  また、禁喫煙対策については、2月にスタートした喫煙コーナーの改善をはじめ、受動喫煙防止対策を徹底すること。庁舎内完全禁煙を京都府のすべての職場で早期に実現すること。

8 「新KYOのあけぼのプラン」や人事委員会勧告で強調されている男女共同参画にむけ、女性の登用・配置、男女格差の是正のために積極的、具体的措置(ポジティブアクション)を講じること。

9 職場における男女共同参画、セクシュアルハラスメント、メンタルヘルスについての管理職研修等を充実させること。また、各職場におけるセクハラ相談員が誰なのか、いつでも誰もがわかるようにすること。

10 非常勤嘱託職員、臨時職員の賃金・権利など労働条件を改善すること。特に「非常勤嘱託取扱要綱」を見直すこと。また、再任用職員も含めすべての職員に行政支援システムを保障すること。