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府職労ニュース



2013年 9月. 6日

塔の島サクラ並木伐採中止を
淀川河川事務所に要請書

宇治の世界遺産を守る会など

 塔の島地区改修問題、塔の島サクラ並木伐採・改変工事中止を求める運動は、9月、10月、大きな山場を迎えようとしています。

 宇治・世界遺産を守る会と宇治・防災を考える市民の会は、今年に入り9カ月間、国の宇治川塔の島地区改修に対して、2月のウォツチングと意見交流会、3月の世界遺産の危機を考えるシンポを節目に、4月から塔の島サクラ並木伐採・改変工事中止を求める署名運動を本格化、また3月8日を皮切りに、直接訪問して淀川河川事務所と3回、宇治市と4回、京都府と2回、署名提出と申し入れ行動を行ってきました。4月6日から始めた毎週土曜日の宇治橋における署名活動は、雨の日も酷暑の日も継続し、8月31日で22回目を迎え、署名は全部で5200人になりました。

 運動が前進する中で、淀川河川事務所は、8月19日の第8回塔の島地区景観構造検討会において、一部の護岸形態の変更でもってサクラ並木の皆伐計画の大幅な修正案を出してきました。しかし、淀川河川事務所は、私たちが繰り返し要請しているにもかかわらず無視して市民への説明会を開催していません。 淀川河川事務所は、第8回検討会へ、今後のスケジュールとして、9月に再度市民アンケートと観光協会と共催でワークショップを提案したものの、市民への説明会は予定せず、「意見を聞きました」と言うことで、秋に第9回塔の島地区景観構造検討会を開催して、植栽計画などを決めようとしています。

 こうした中で、宇治・世界遺産を守る会と宇治・防災を考える市民の会は9月5日、淀川河川事務所で、請願署名(670人分)と要請書(3月提出の要請書と質問書、請願署名、検討会での変更提案などを踏まえ作成)を提出し、市民への説明会の開催、改修計画の抜本的見直しを要求し、9月30日までに回答するよう申し入れます。