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市町村合併で限界集落増大 |
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ふるさと京都再生アピールの成功を目指す住民のつどいが1月31日、京都市内で開催されました。第1部は京都大学教授の岡田知弘さんによる「ふるさと再生を語る」講演、第2部はリレートークと門ゆうすけさんが語る「ふるさと再生」の構成。 リレートークでは、丹後から合併後の京丹後市の実態や合併の是非を問う住民投票が行われた伊根町のその後、構造改革路線の結果地域から経済が破壊されている亀岡の模様、農業分野の変化が報告されました。 丹後の実態を、丹労連議長が報告。石井さんはまず「京丹後市は京都府によって合併のいけにえにされた」と告発。合併後は「限界集落が広がり、高齢化と過疎化で区長のなり手がなくなっており、草刈や野焼きなどの集落の行事ができなくなり村が荒れている。産科や小児科医が少なくなりいのちの格差までつくり出されている」と報告。 伊根町から「愛する伊根町を守る会」代表が、小さい自治体だが合併せずにがんばったおかけで財政再建に陥る危険から基金を生み出すまでの努力が成果を挙げている、その一方で過疎化、農業、漁業の衰退、働く場所を求めて若者が町を離れ、人口が減少の一途をたどっている、都市に行っても仕事がない、ふるさとに帰りたくても帰れない事態が進行していると述べ住み続けられる伊根を再生するためにも府政の転換が必要と訴えました。 亀岡からは「亀岡街づくり研究会」座長が、地域経済の実態調査活動を報告。「駅前の商店街がシャッターどおりになり小売業の売り上げが大幅に下がっている深刻な事態になっている、スーパーで大安売りをしてもなかなか売れない。木材は10年前の5分の1の値段になり、農業で米を作っても毎年赤字で、地域経済は危機的状況」と語りました。 また、京都府南部の医療の実態、農家の変化などが報告され、それぞれの発言者から門知事の実現でふるさと再生で住民が住み続けられる地域づくりをすすめようと決意。 門さんは、「いのちの平等」のマニフェストの紹介、その中で経済のデフレ、社会保障のデフレ、少子化のデフレ、その上ふるさとのデフレスパイラルが進んでいると述べ、「地域にはそれぞれの『宝物』がある。農業や漁業、環境を大切にした地域の特性・技術力が生かされた地域づくりをすすめるためにも医療・介護が保障されることが大切」「オール京都で医療再生を実現したい」と訴えました。 ふるさと再生アピールに基づく賛同者の拡大、新聞広告運動、ふるさと号の運行などが提案され、「ふるさと」の合唱でつどいを終えました。 |
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