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府職労ニュース

がんばっている職員、きっちり評価

広がる“励まし合ってクリアしようの世論

昇任・昇格人事評価制度

 府職労は昨年来、昇任・昇格、人事評価制度(試行)について、「みんなで励まし合ってクリアしよう」と管理職も含め職場からとりくんできました。今年度については、実質的な昇任・昇格者がでてくること、特に上位級の困難補佐以上に2次面接が加わるなど昨年“以上”の内容となっています。一方で、支部ニュースの発行や申し入れなど職場からの世論づくりや当局への働きかけが旺盛にとりくまれています。

何がなんだか分らない
 綴喜支部は、4日に緊急学習会を開催、「何がなんだかわからない。消化不良になりそう」との職場の状況や、「何だか昨年と違う」「簡単に上にあがれないのではないか」との不安の声が出ているもとで、支部ニュースで人事評価制度や昇任・昇格について支部のとりくみの方向を示し職場を激励しています。

後から続く
後輩のために さらに昇任・昇格制度でも「資格該当者に漏れ落ちがないかがチェックが必要」「主幹及び困難補佐の論文のテーマ、特に府政の重点課題について、運営目標、アクションプラン、山城地域振興計画等を参考に、課題のヒントを得るのも一つの方法ですし、現在府政が抱えている課題〈医師不足、地域・NPOとの協働、地域力再生、貧困と格差、男女共同参画、府の行政改革〉等々に対する自分の意見や提案を論述することも考えてみてはどうでしょう」と呼びかけました。
 そして「どうせ給料は変わらないと思ってしまいそうですが、論文を提出しなければ専門幹にはなれません。後から続く後輩のために“励まし合って論文・面接を”を合い言葉に頑張りましょう」とよびかけました。

“普通の教師が普通に…”
 総務出納支部では、精力的に「総出通信」を発行しています。2月6日付けの通信は、“資格は漏れていないか”“面接は人材育成の観点で行われているか”とともに、“論文は率直に”など職場の不安や声に応えるものとなっています。また、直木賞作家の石田衣良さんの「普通の教師が普通に頑張って良い教育ができるシステムが大事」とのことばも紹介し、職員を激励しています。

新税務電算の不具合でも
 府税支部では、5日に緊急の拡大支部委員会を開催し、各分会でも人事異動及び昇任・昇格選考にあたっての要求を申し入れるとりくみをすすめています。申し入れの内容は、「人事異動については、本人の仕事の希望や健康状況、家庭状況などもふまえ、本人が意欲をもって働きつづけられるよう合意・納得を得ることを基本とすること」「昇任・昇格の内申にあたっては、新税務電算の不具合ひとつをとっても府民に絶対迷惑はかけられないと全職員が必死に頑張っていることから、該当者全員の昇任・昇格の内申を行うこと」などとなっています。

笑顔で4月1日を
 教育支部では、「新たに設ける専門幹については、職員が府民のために頑張っているとの認識に立ち、まじめに働いている職員がきちんと評価され処遇されるべきであり、定数を設けないこと」など、新たに設けられる専門幹にかかわっての要求を申し入れています。
 亀岡支部も、「すべての職員が笑顔で4月1日を迎えよう」と当局に申し入れを行うとともに、連日の支部ニュースを発行し、7日と8日には春闘学習会も開催するなど、職場からのとりくみを強めています。 


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