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今年の挑戦者は最高の99人
「最賃伝説」パーW 6月1日スタート

 「フリーター」「ニート」「格差社会」「ワーキング・プア」…日本の貧困化を表す言葉が次々と生まれています。日雇い派遣などで働いても低賃金のため家賃が払えず、インターネットカフェで寝泊りする「ネットカフェ難民」、さらに安い24時間営業のファーストフード店でコーヒー一杯で夜を過ごす「マック難民」など、青年の貧困層の存在が国会でも取り上げられ、「隠れたホームレス」の急増と指摘されています。(写真は、5月29日のスタート集会」)

 京都府の最低賃金は、時給686円で、一ヶ月働いても11万円ぐらいにしかなりません。これでは、家賃を払い国保や年金の掛け金を払うと手元に残るのはわずか。おまけに、6月からは住民税が大幅に引き上げられます。

 最低賃金を引き上げることは、世論になっています。労働総研は、現在時給1000円未満で働いている労働者は約683万人と算出。もし最賃を時給1000円に一律に引き上げたら、消費の拡大によって国内の生産額が年間約2兆6000億円増えると試算しました。最賃引き上げは日本の経済にとっても緊急の課題です。

 京都総評青年部が提起する「最賃伝説」パートW、挑戦者は99人になりました。府職労からは9人。最高の挑戦者です。平均で1日1000円、今回はいったいどんな伝説が生まれるのか。

 過去3回の“最賃伝説”では、「奢ってもらったら、その額は計上してください」というルールになっていましたが、今回から計上しなくていい、つまり大いに奢ってもらう事が可能になりました。挑戦者が「餓死」しないように是非ご援助を

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