２０１５年 ６月２２日
「生涯派遣」「正社員ゼロ」への道
労働者派遣法改悪案の衆議院での強行に抗議
労働者派遣法改悪案の衆議院強行に怒りを込めて抗する〈談話〉
労働者派遣法改悪法案が、１９日、午前中に衆院厚生労働委員会で採択され、午後、衆院本会議に緊急上程されて、強行されました。京都総評は、緊急の抗議談話を発表しました。
衆議院厚生労働委員会は、 本日午前者派遣法改悪案の採決を強行し、自民党 ・公明の賛成で法案を可決 した。また、本日午後に本会議へ緊急上程 され、採決が強行された。 満身の怒りを込めて抗議する。
本法案が、これまで大原則とさてきた「常用雇代替の禁止」および臨時的・一時的業務に限定」を破壊し、いつでも、どこでも、いつまでも派遣使い続け られるように、労働者に「一生派遣」を押し付ける働くルーの大改悪であることが、審議の中でハッキリした。
リーマンショックのときに、仕事と暮らしを奪われ多くの労働者が路頭に迷った経験から、 労働者保護のルーを求める声を背景につくられた“３年経過 で派遣先企業の直接雇用”という「正規雇用への道」すら、そ実施を目前に閉ざすという非道なものである。
派遣労働者にとどまらず、正規労働者の仕事を派遣に置き換え正社員ゼロ 、ワーキングプアと雇用の調整弁に労働者を使う 社会が狙われている 。
京都総評は、徹底審議で労働実態を明らかにし廃案を求めてきたが、この労働者の声に耳を貸さず、自民党・公明が衆議院を数の力で強行したこと は、 断じて認められない。
参議院で徹底審を通じて廃案にすること求め、引き続たかう表明するものであ。 |
20155年 6月 19 日
京都地方労働組合総評議会
事務局長 梶川 憲。 |
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