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府職労ニュース



2015年 9月24日

憲法違反の戦争法は直ちに廃止を
京都憲法共同センターが抗議声明

大共同で安倍政権をやめさせよう


戦争法強行に怒りをもって抗議する。
憲法違反の法は廃止を!海外で戦争する国を許さない大共同で、
安倍政権をやめさせよう!

 安保法=戦争法は、9月19日深夜、参議院本会議で安倍政権与党等による多数で強行された。〈写真・9.13円山集会〉

 前代未聞の幅の延長国会を行い、手続きもないまま「採決」を装い、審議は衆議院・参議院とも答弁不能・中断を繰り返し、立法事実も、法案の整合性も欠陥だらけのまま、法案成立を強行した安倍政権と与党議員らに、満身の怒りをもって抗議する。

 攻められてもいない他国に、米軍の軍事体制に組み込まれて武力行使を行うことになる。テロと報復の繰り返しに自衛隊はもちろん国民を巻き込むものであり、集団的自衛権行使容認の閣議決定自体が憲法違反である。後方支援は兵站そのものであり、自衛隊が米軍の下請け・一体となり、他国で殺し殺される戦闘に巻き込まれることが、審議で明確となった。また、国会で審議中に、自衛隊統合幕僚監部内で、8月法案成立を前提に、自衛隊の派兵の計画やアメリカ軍との共同体制が策定されるという、国民も国会審議をもないがしろにする、クーデター的計画が明らかになり、危険は現実のものとなった。これらを受けて、世論が危険な法案の本質を見抜き、法案反対の声が多数を占め、全国各地で声があがり、国会を包む下での強行である。安倍政権と与党による数の暴走に断固とした抗議を表明し、力を合わせて審判を下すものである。

多くの自衛隊の拠点を持ち、米軍Xバンドレーダー基地がある京都は、日米ガイドラインの下で、テロと報復の的となることは火を見るより明らかである。断じて戦争法を発動させるわけにはいかない。

 私たちは、一人の自衛官も武力行使に参加させるわけにはいかない。戦争法の発動阻止、憲法違反の戦争法廃止へ、力をあわせてたたかうものである。

「憲法を守れ」「民主主義・立憲主義・平和主義を守れ」という主権者一人ひとりの声で、国会と首相官邸は引き続き包まれている。

 憲法違反の暴走を繰り返す安倍政権を一刻も早くやめさせ、いのちを守る新しい政治を打ち立てるため、今回戦争法反対で共同してきた多くの皆さんと力を合わせよう。。        

2015919
平和憲法を守り生かす京都共同センター
(京都憲法共同センター)

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