2015年 6月16日
まもれ憲法と平和、戦争法案を必ず廃案に
全国に広がる声と行動
「戦争する国づくり許すな!憲法と平和、いのちと暮らしまもれ!STOP安倍政権!6・13大集会」(主催、同実行委員会)が東京臨海広域防災公園で開催され、「もう黙っていられない」「戦争は絶対イヤだ」と全国各地から16000人が参加し、自治労連も全国各地から多数が参加しました。〈写真・東京渋谷の憲法若者集会〉
炎天下の中開催された大集会は、主催者を代表して小田川義和全労連議長が、「私たちの運動により安倍政権は追い込まれている。労働法制の採決強行ができず、戦争法案の矛盾も深まっている。戦争法案廃案にむけ総力をあげて列島騒然の状況をつくり、安倍政権を退陣に追い込もう」と訴えかけました。
改憲問題対策法律家6団体連絡会の南典男弁護士、沖縄県統一連の中村司さん、戦争させない9条壊すな!総がかり行動実行委員会の福山真劫さんが連帯あいさつ。南弁護士は「衆院憲法審査会で全参考人が戦争法案を違憲だと表明した。この法案を通すことは国会の自殺行為だ。憲法という宝をなんとしても守り抜きましょう」と呼びかけました。中村さん、福山さんも「オール日本のたたかいで戦争法案を廃案にし、安倍政権の暴走を止めましょう」と訴えかけました。
各界・分野の代表による「『私はいいたい!』怒りのリレートーク」では、「戦争法案を必ず廃案に」「安倍政権の暴走ストップ」の熱い決意や取り組みが語られました。集会アピールが採択され「STOP安倍政権」のプラカードアピールが行われた後、「台場コース」「豊洲コース」に分かれ、元気よくデモ行進が行われました。
▼京都では「平和だいすき 声を上げよう大集会」
14日(日)には、国会周辺で「戦争させない・9条壊すな!そう佳賀里行動実行委員会が、国会包囲行動を実施。全国から25000人(主催者発表)が駆けつけ「戦争絶対反対」の声をぶつけました。この行動は、法案提出以降最大規模のものとなりました。
また、東京渋谷では、若者デモが取り組まれ、3500人(主催者発表)が参加し、ドラムやラップのリズムに乗せて「戦争法案反対」のコール。〈写真・2300人が集まった京都集会〉
全国各地でも、様々な戦争法案反対の集会やデモが取り組まれました。京都では13日、東山区の円山音楽堂で「戦争反対 平和がだいすき 声を上げよう大集会が行われ2300人が参加、京都市役所前までデモ行進。
福知山では、地労協、連合京都地区協、長田野労働者連絡会の労働3団体が主催して「安全保障関連法案」を勤労者の立場から考えようと学習会が持たれました。
▼「学者の会」アピールに2700人余が賛同
世論調査では、国民の8割が「戦争法制」の今国会での成立に反対、憲法調査会では自民・公明推薦の憲法学者も含め3人全員が戦争法案は「違憲」と表明。また、戦争法案に反対する憲法学者の賛同が270人を突破しています。
そのうえ15日、「安全保障関連法案に反対する学者の会」の「反対アピール」には、賛同者が2700人余にも上っていることが発表されました。
さらに、演劇人36団体が戦争法案反対の呼びかけに賛同を表明、これは60年の安保闘争以来の広がりといわれています。 |
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