京都府職員労働組合 -自治労連-  Home 情報ボックス 府政NOW 京の写真館 賃金 料理 大学の法人化
府職労ニュース



2016年06月27日

核兵器も戦争法もいらない
国民平和行進 京都入り

自治体首長も応援

 59回目を迎えた原水爆禁止国民平和大行進「東京・広島コース」が6月21日、京都入りしました。

 ラクト山科公園でおこなわれた滋賀県との引継ぎ集会では京都実行委員会代表の梶川憲京都総評議長があいさつ、「(アメリカの)核の傘、(日本の)核武装も含め、憲法違反の戦争する国づくりをすすめる安倍政権に対して、怒りを湧き立たせるような行進にしよう」と訴えました。日本共産党の北山忠生京都市会議員団副団長、広島で被爆した花垣ルミさんが連帯のあいさつをおこないました。

 東京・夢の島から歩きつづけている全国通し行進者の山内金久さん(東京)は、「今日は行進後半の一日目、京都のみなさんや沿道からの励ましに応え、核兵器廃絶の願いを広島へ届け、原水爆禁止世界大会の成功へ全力で頑張る」と決意を表明しました。愛知から国際青年リレー行進に参加しているグアムのレイモンド・ルジャンさん、府内通し行進者の米重節男(被爆2世)さんも元気に京都市役所まで行進しました。祇園石段下からは生協のピースパレードが合流、京都市役所前でまとめ集会が行われました。

 この日の集会・行進には、滋賀県の行進者、山科網の目行進、ピースパレードと合わせてのべ500人が参加、市民に核兵器廃絶、戦争法廃止、原発ゼロをアピールしました。

▼向日市から八幡市へ

 6月22日は、向日市、長岡京市、大山崎町の乙訓地域と八幡市を行進、のべ400人が参加しました。

 この日の出発地・向日市役所で市長からメッセージを受け、長岡京市へむけて行進スタート。長岡京市、大山崎町でも市長、町長のメッセージをいただき乙訓地域の行進を終え八幡市へ。 コープ男山をスタートした八幡市の行進では、さくら公園で休憩をかねたミニ集会を開催、参加者がそれぞれの平和への思いをアピール、通し行進者の山内金久さんのトランペット演奏で八幡市役所にむけて元気に出発しました。

▼26日、奈良にバトンタッチ

 6月21日に滋賀県から京都入りした東京・広島コースは、東京から歩き続けている通し行進者の山内金久さん(東京)、愛知から参加している国際青年リレー行進者のレイモンド・ルハン君(グアム)を先頭に、6日間にわたり京都市以南の16自治体すべてを行進し、府民、自治体に核兵器廃絶、戦争法廃止、脱原発、京丹後市の米軍専用レーダー基地撤去などを訴えました。

 自治体(首長、議長)には、4月から開始された「被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」への賛同、原爆展の開催など非核平和施策の推進、日本政府に核兵器全面禁止の決断と行動を求める決議・意見書の採択、戦争法の廃止などを求めました。

 平和行進ペナントには南山城村長、笠置町長、和束町長、精華町長が記名、「被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」には笠置町長、南山城村長が賛同し、行進団に託されました。笠置町長が一緒に行進しました。行進にはのべ1,700人が参加、小学生が飛び入り参加するなど沿道からもたくさんの激励を受けました。

 26日の奈良県・般若寺での引き継ぎ集会で、京都の行進の報告を行った鎌野敏徳京都総評副議長は、8月の原水爆禁止世界大会の成功、戦争法廃止を力強くよびかけました。            
 府職労連ニュース