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府職労ニュース |
「府民の会」が集会 |
「みんなでストップ!日本を『壊国』に追い込むTPP参加を阻止しよう」と、6月30日午後、「TPP参加反対京都府民集会」が大谷ホールで開催され、会場は700人を超える参加者の熱気に包まれました。 ▼国を潰すTPP合意 京都府保険医協会の垣田さち子理事長が開会あいさつ。「昨年11月の集会から半年が経った。当時、聖域なきTPP参加反対と言っていた自民党は、与党になった途端TPP参加を表明。『参加して国益を守る』とすり替えている。福島原発事故に何の反省もないまま世界に原発を売り歩いている姿と相まって、日本を切り売りする商人と化した安倍政権に審判を下そう」と訴えました。 坂口正明・全国食健連事務局長がTPPをめぐる最新情勢について報告。「3月のTPP参加表明後、全国各地で集会の開催や新たな運動団体が生まれるなど、運動は衰えるどころか逆に盛り上がっている。総選挙の際、自民党は財界やアメリカの意向に沿って原発再稼働や消費税引き上げを表明してきたが、TPPだけは反対を言わざる得ず、公約を破って参加を表明。運動の盛り上がりの中で国民の中にTPPは危ないものとの認識が広まってきた。TPP交渉と並行して行われている日米2国間協議の双方を破棄することが重要である。暮らし・いのちと食糧主権を守るため、TPP参加を断固阻止しよう」と述べました。 ▼うそつき・TPP賛成は公約違反 日本共産党の井上さとし参院議員があいさつ。昨年末の総選挙での自民党のポスターで「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない」との公約は何だったのかと国会で安倍首相を追い込んだことを紹介。「公約違反は許されない。守るべきものも守れないのがTPP。TPP参加反対にむけて最後まで頑張りぬきます」と決意を語りました。 ▼「ならぬモノはならぬ」 藤沢直広・日野町長が連帯のあいさつ。「先ほどまで日野町で『第18回全国小さくても輝く自治体フォーラムin滋賀』を開催。農山漁村社会の存立基盤そのものの破壊に繋がる道州制反対、TPP参加阻止を2大課題として決議した。TPPはどの分野から見てもいのちに関わる問題であり、日本の将来をかけたたたかいです。『ならぬことはならぬ』で断固阻止しよう!」と力強く訴えられました。そのほか、農業、医療、労働など各分野からTPP参加阻止への発言があり、「6月28日の全紙意見広告に取り組むなど、全中(JA)あげての反対運動に取り組む」(農民連・安田書記長)などの発言がありました。 ▼参議院選挙で国民的審判を 閉会あいさつで京都総評の吉岡議長は「大手ゼネコンやハウスメーカーでは既にTPPの先取りで外国人労働者を『研修』名目で来日させ、低賃金で働かせている。世界規模で安価な労働力を求めるということとなり、労働者全体の賃金引き下げと年金支給水準の引き下げに直結する。廃棄させるためにも7月21日の参議院選挙は重要。全国の観光客にもTPP参加阻止を訴えて『ならぬものはならぬ』の声を大きく拡げよう」と力強く訴えました。 |
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