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府職労ニュース |
与謝の海病院法人化の運動をつなぐ |
![]() 「いろんな制度があっても、行政は教えてくれない。聞いて初めて教えてくれる。誰に聞いたらよいのかもわからない人が私のまわりにはたくさんいます」「行政がきちんとフォローしたら餓死なんて起こらないですよね」―調査に参加した高橋書記次長が訪問した先で聞いた率直な声です。 そのことを紹介したフェイスブックに、「制度利用が申請主義になっていることで、公務員が全体の奉仕者として仕事をするのを妨げてるように思えるね」との書き込みも寄せられ、共感と関心を呼んでいます。(医療と介護に関する要求がびっしり寄せられたアンケート) ▲虐待の果てに特養へ また、「入所にあたって施設側が必ず行うのが、入所者への全身チェックなんですよ」―これは、ある特別養護老人ホームの施設長さんの言葉です。家庭内での虐待の果てに入所される方が確実に増えているという話もありました。 今回の丹後地域医療と介護の実態調査は、府職労連が、昨年からの与謝の海病院法人化の地域での運動を継続するなかで、安心して住み続けられる丹後にするために、医療や介護の実態や要望を把握してみようと、地元の宮津・与謝、丹後の社会保障推進協議会や京都医労連や自治労連などの団体とも相談し計画したものです。 ▲一軒一軒訪ね聞き取りアンケート 9月1日、大雨のなか集まった調査団は85人。府職労連からも本部や地元宮津・丹後支部や退職者の方などが参加し、約40ほどの集落に2人一組で一軒一軒、お宅を訪問、アンケートにもとに聞き取り調査を行いました。 また、9月2日、3日は与謝の海病院や丹後保健所も含め病院・医療機関・医師会や行政、特別養護老人ホーム等の老人介護施設、老人クラブ、自治連合会の役員さん等40の施設を訪問し、地域での医療や介護に係る課題について懇談しました。 ▲1800のアンケートの返信 同時に住民アンケートを9月1日の朝刊にも折り込み、調査一週間で約1800のアンケートが届いています。アンケートには声や要求がびっしり。あらためて深刻な医療や介護の実態を痛感させます。 ▲11月には報告集会 一方で、厳しい環境のもとでも、恒常的なマンパワー不足に悩みながらも「少しでもいい医療を提供したい。いい介護をしたい」という、地域の医師や看護師、介護職員さんの情熱の強さも実感するとりくみとなりました。 11月には、報告集会を兼ねて、医療と看護を考えるつどいも予定しています。 |
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