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府職労ニュース



2012年 7月30日

オスプレイ配備撤回の意思表示を
京都の山田知事に要請

京都自治労連と安保破棄京都実行委 

 危険な米軍輸送機「オスプレイ」の搬入と配備の撤回、
および国内飛行訓練中止を求めて
京都府知事への要請書


 京都府知事が、危険な米軍輸送機「オスプレイ」の搬入と配備の撤回、および国内飛行訓練の中止を日米両政府に強く求めることを要請します。

 政府は、米国政府が6月29日、米海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイの日本への配備に関する正式の通告を受け、了承しました。山口県の岩国基地に陸揚げされ、同基地で試験飛行を行い、10月にも沖縄県・普天間基地での本格運用とされています。さらに、オスプレイ配備後の低空飛行訓練ルートは、東北、北信越、近畿・中国・四国、沖縄など、日本国内全域に及ぶものとなっています。

 私たちは住民の命とくらしを守るために、オスプレイの配備撤回、および国内における低空飛行訓練中止を求めます。

 オスプレイは、今年になっても墜落事故を続けていますが、とくに、国内航空法における必須条件である、エンジン停止時でも安全に着陸できるオートローテーション(自動回転)機能が欠如していることが明らかになってきています。

 全国知事会は、「オスプレイについては、本年4 月にはモロッコでM V -2 2 が、また6 月には米国フロリダ州でC V - 2 2 が墜落し、関係自治体ではこうした事態を深く憂慮し、安全性について大きな懸念を抱いている。政府からは、米側から提供された情報として、事故に関して機体に機械的な不具合や設計上の欠陥はなかったとの説明があったが、これで十分な説明がなされたとは言えず、関係する自治体や住民が懸念している安全性について未だ確認できていない現状においては、受け入れることはできない。」と、「緊急決議」(7月19日)においても、オスプレイ配備を強く否定しています。

 沖縄から全国から湧き上がる、オスプレイ配備反対の声が日米両政府に届くよう、京都府知事として意志の表明をお願いします。