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府職労ニュース


2011年 4月26日

岩手被災地「支援センター」開設・泥出しなどで奮闘 
4月22日陸前高田市でいよいよ活動開始

府職労から3人が参加

 東日本大震災の被災地を支援するため自治労連は、市街地のほとんどが流出するという甚大な被害を受けた陸前高田市で支援センター開設に向けて準備をすすめてきました。この間、岩手自治労連と自治労連現地対策本部が協力して、被災した陸前高田市街地から約10分の場所にある矢作町の「鈴木旅館」を確保しました。そして、ついに4月22日、支援センターを開設、早速、全国の仲間がボランティア活動を開始しました。

 自治労連本部副委員長を責任者とした常駐者と、近畿ブロックの常駐者で、ボランティア受け入れのための準備をすすめてきました。この数日間で岩手自治労連、陸前高田市職労委員長等と意見交換を行いながら、ボランティア受け入れ態勢を整えてきました。

 ボランティア活動内容は当面、市社会福祉協議会のボランティアセンターと協議を重ねながら決定していきます。施設の泥出し・瓦礫撤去・畑などに流失したワイヤー撤去などの作業が想定されています。また、市社会福祉協議会のスタッフも不足しており、ボランティアセンター運営の支援などの業務にもあたることとなります。

 ボランティアセンター開設初日は、宇治市消防の仲間や岩手の組合員がさっそく陸前高田オートキャンプ場「モビリア」という施設で、汚泥のかき出しボランティア活動にあたることになりました。

 宇治消防の皆さんは、21日~27日まで3回のローテイションで27人が参加するボランティアで大活躍しています。活動前夜の夜中に京都を発ち、当日の未明に現地着。少し仮眠を取って活動に参加。広田半島の集落にある陸前高田オートキャンプ場「モビリア」施設周辺で、汚泥のかき出しボランティア活動を行いました。

 民家、市道の土砂や瓦礫(瓦やガラス)で埋まった道路側溝の土砂を書き出し、撤去する事で、県内のボランティアや地域の住民の方(ほとんどが年配)での共同作業となりました。地元の方から「あんだだちが来てけれだから、おらだだもがんばれる」と歓迎されています。

 京都からは21日に陸前高田へ出発、25日までボランティア活動に従事しました。京都府職労からは3人が参加しました。府職労の参加者は大船渡市での被災宅の片付けと避難所所などでの物資の仕分けなど行いました。。