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府職労ニュース


2011年 6月 6日

一銭洋食・450食を提供 
 気仙沼・陸前高田市で京都府職労連

家屋や畑・田んぼのがれき撤去でも奮闘

 5月31日にから宮城県気仙沼市や岩手県陸前高田市で行っている府職労連の第3次支援活動には17人が参加し、元気に様々な支援にとりくんでいます。

 6月1日は、宮城県気仙沼市の階上中学校避難所で、お好み焼きの元祖ともいわれる一銭洋食450食の炊き出しを提供しました。中学校の避難所をはじめ仮設住宅の方などのみなさんから口々に「美味しい」との声を寄せられました。被災者からの感謝の声に、支援活動にとりくんだ組合員さんは「うれしく涙が出そうになった」「何ができるかと思ったけれど、本当に来て良かった」などの感想が寄せられました。炊き出しを通して、被災者の方々との交流もひろがりました。
(写真は、気仙沼の避難所)

 6月2日は、岩手県陸前高田市で復興への一環として4日、5日に行われる海水の塩分を除去する効果があるひまわりとトウモロコシの種まきのイベントの準備。地元の方とともに種を入れた泥だんごをつくりながらの交流もすすみました。午後からは田畑の瓦礫撤去作業も加わり、支援活動に汗を流しました。

 森委員長らは、2日、石巻市にある宮城県漁連の阿部理事長と懇談。阿部理事長は6月11日の支援と復興を考えるつどいにもビデオメッセージを寄せていただきます。阿部理事長は、524人の仲間が亡くなり、12023隻の船が流され、大破、養殖いかだも壊滅した津波の被害の現状と国の2次補正での一刻も早い支援を訴えられました。同時に復興の名で、宮城県知事が提唱した、漁業への企業参入を認め復興構想に漁連として断固反対し、署名運動をとりくんでいることを紹介し、この問題での理解と支援をよびかけられました。
(写真は、気仙沼)

引き続き、6月3日は、陸前高田市の広田半島で個人宅の畑のがれき撤去、田圃のがれきやごみの撤去作業に従事しました。4日は、下矢作地区で復興の願いを込めてトモロコシとヒマワリの種を地区住民とともに植えました。

 復興支援活動は、大きながれきの撤去作業が進みボランティアの活動が本格化します。府職労連は次の支援計画を検討しています。