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府職労ニュース



2011年 9月13日

全国で「原発なくせ」の行動
東日本大震災から半年

京都では2600人参加で集会

 3.11から半年を迎える9.11に向けては全国的に脱原発をスローガンとした多くの多彩なとりくみが行われました。9.9関電本社包囲近畿総行動、9.10原発NO!京都府民大集会、バイバイ原発9.11パレードには府職労連からも代表が参加し、住民に強くアピールしました。(写真は、9.10円山集会)

 9.9関電本社包囲近畿総行動は、全労連近畿ブロックと2府4県の各労連が呼びかけ、9日に開催。すべての福井原発の廃炉を求めて、関西電力本店の包囲行動などの宣伝・要請を行いました。

 9.10原発NO!京都府民大集会は、安斎育郎(立命館大学名誉教授)、加藤利三(京都大学名誉教授)、深尾正之(元静岡大学名誉教授)、望田幸男(同志社大学名誉教授)の4氏が呼びかけ人となり、10日に円山音楽堂で開催。「おしまい原発。守ろう古都」をスローガンに2600名が参加し、市役所前までのアピールデモを行いました。府職労連の参加者は、手作りのプラカードを手に、強い日差しの中、元気に市民へ「原発ゼロ」をアピールしました。

 9.11原発NO!京都府民大集会、バイバイ原発9.11パレードは、64の団体と個人が賛同(8月20日現在)して、11日に円山公園しだれ桜西側広場に集合しパレードをスタート。牛やペンギンの着ぐるみ、メイドやチャイナ服のコスプレ、楽器や踊り、プラカードも風力発電の模したものなど、多彩な団体・個人が「バイバイ原発」の1点で集った画期的な行動となりました。

 10日と11日の集会には子ども連れの家族も多く参加し、「子ども達に原発・放射能の無い未来を」と訴えました。また福島県から参加者は、「この間の京都府民のみなさんの支援に感謝。原発事故の一刻も早い収束と原発ゼロに向けた引き続く連帯を」と熱く呼びかけました。 

▼関電本社を包囲

 9月9日の午後には、全労連近畿ブロックの呼びかけで、「9.9関西電力本社包囲近畿総行動」が開催されました。府県では午前中に地元での宣伝や関西電力の支店への要請活動をし、直行で大阪市役所横の「中之島公園」に集合、集会の後は、関西電力本店前を通る2キロを300人でデモ行進しました。集会では、各参加府県での活動の交流と決意表明がされました。京都総評は、来年2月に脱原発を第一に掲げる中村和雄市長を誕生させ、原発に頼らない新しいエネルギーの開発・普及に向けて進めていきたいと決意表明。

 デモ行進後は、関西電力本店に原子力発電からの撤退を求める署名と要請書を申し入れました。