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府職労ニュース



2009年11月16日

府立与謝の海病院の脳神経外科再開へ
丹後社保協など住民運動実る

約13000筆の署名提出


 京都府は11月9日、与謝の海病院の脳神経外科での手術・入院を11月27日(金)から再開することを発表しました。与謝の海病院に京都第一赤十字病院から医師が4人派遣され、脳神経外科の救急を含めた手術が週6回(月曜夜・火曜終日・水曜朝を除く)再開になります。さらに、同科の外来診療も週2回(月・木)から週4回(月・火・木・金)に拡充されることになりました。

 与謝の海病院の脳神経外科は、平成6年に救急手術を受け入れることができる医師3人体制で診療を開始しました。
 その後、平成20年に医師1人による診察となり、救急患者は舞鶴、豊岡の病院へ転送することに。そして、平成21年3月27日、医師が退職したため休止しました。
(写真は、6.18府民総行動での府庁東門前)

 丹後支部も加盟する丹後社会保障推進協議会と、宮津・与謝社会保障推進協議会(「社保協」)は、与謝の海病院の脳神経外科の再開を求めて、署名活動や京都府や京丹後市などの自治体要請活動を展開しました。今年6月18日には、社保協の代表が8500人分の署名を携えて、京都府へ要請しました。

 脳神経外科再開の運動が進む中で、6月29日の府議会で、山田知事が外来再開と救急体制確立に向けて努力することを表明。府立医大と舞鶴医療センターからの医師の応援を受けて、7月14日に週2回外来診察が再開になりました。

 その後、社保協は外来だけではなく、緊急手術が出来る体制の確立を求めて、引き続き署名・要請活動を展開しました。そして11月2日には、社保協の代表11人が丹後広域振興局を訪れ「脳神経外科に入院、手術ができる体制の確立を求める要請署名」第二次分として、4355筆を提出していました。


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