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京都総評事務局長が歓迎の談話 |
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11月11日、来年3月で閉鎖を表明しているトステム綾部株式会社において、全日本金属情報機器労働組合(JMIU)京滋地方本部機械金属支部トステム綾部分会が結成されました。結成にあたり京都総評事務局長が談話を発表しました。 本日、トステム綾部株式会社において、全日本金属情報機器労働組合(JMIU)京滋地方本部機械金属支部トステム綾部分会を結成し、午前10時40分に社に通告をおこなった。労働組合との協議・合意なき一方的な工場閉鎖をしないこと、配転についての労働条件を合意すること、再就職の責任ある対応などを求めて、労働組合を結成して当該労働者が立ち上がったことを、京都総評は心から歓迎し、団結して要求の実現をめざすものである。 トステム綾部工場は、10月13日に来年3月に工場閉鎖を発表し、現在、正社員に対し、遠方の工場への配転か退職かの選択を労働者に迫る面談が繰り返されている。また非正規労働者に対する解雇の通告が相次いでいる。 京都総評はこの間、地元地労協、JMIUをはじめとする単産、自由法曹団の協力のもと労働相談等をおこなってきたが、失業や遠方への無理な転勤など、生活が困難を極めることについて、不安が広がっている実態が明らかになっており、閉鎖を前提にして転勤や退職を迫る社の対応は断じて許されないものである。トステム社が、分会の要求に誠実に対応され、工場閉鎖の白紙撤回を含む解決を早期に計られるよう、要望するものである。 同時に、京都総評は、工場閉鎖の動きが報道されて以来、トステム社に対して、地域経済と府民の生活を守る視点からも、工場閉鎖計画の撤回を求めるとともに、10月8日、9日と相次いで京都府および綾部市に対し、閉鎖の撤回を強く社に要請するよう申し入れてきた。また京都労働局に対しても、トステム社への厳しい指導を要請してきたところである。 今回、府・市・労働局は、連絡会議を立ち上げて、トステム社に対して工場閉鎖撤回、雇用の維持、就業支援を要請している。京都総評は、当該労働者が労働組合分会を結成して社に対して交渉を求めるという新たな局面にたって、府・市・労働局が、いっそう工場閉鎖の白紙撤回、雇用維持と就業支援を社に対して強く求めていくことを要請するものである。 2009年11月11日 京都地方労働組合総評議会 |
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