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府職労ニュース


2009年11月12日

憲法が生かされる府政、働きがいある職場づくりへ
運動方針を全員一致採択

京都府職労連定期大会 大会宣言


 京都府職員労働組合連合第2回定期大会は「構造改革」路線を推し進め、国民の暮らしと平和を壊してきた自公政権が退場し、民主党中心の新政権が誕生した中で後退させられた福祉政策の復活・拡充や核兵器廃絶などの平和の課題、無駄な公共事業の見直しなど、私たちが求めてきた要求が国会で取り上げられつつあるという激動の情勢のもとに開催されました。

 本大会は、各労働組合の職場から  人の組合員が参加し、府民の暮らしを守ろうとする地域の運動と切り結んだ支部・分会のたたかいや非正規職員の待遇改善など労働条件を改善させる取り組み、給与費プログラムのもとで府民サービスの低下を許さないたたかい、法人化された中で大学の民主的運営と教育・研究・医療の充実をめざすとともに教職員の労働条件改善のたたかいなど、豊かな経験と教訓が討論される中で、この1年間の成果と到達点を確認しました。この中で山田府政が進めてきた京都版の構造改革路線のほころびと矛盾が明らかとなり、職場内でも、また京都府民にとってもこの路線の転換が今求められていることが浮き彫りとなりました。

 大会では核兵器を廃絶し、憲法を守る運動を職場、地域から広げること、「構造改革」路線を本格的に転換し、格差と貧困をなくしていくこと、府民のために団結して働くことのできる賃金・権利・労働条件を確立すること、府知事選挙に勝利し府民のくらしを守る府政の確立、府職労連の組織強化・拡大で、元気で明るい職場をつくるために全力を尽くすことを確認しました。

 今、世界では国連や多国間交渉の枠組みで新自由主義的な政策を見直し、核廃絶や環境問題で積極的な前進を図ろうという大きな転機が訪れています。政権は交代しましたが、自公政権が進めてきた「構造改革」路線をきっぱりと転換させ、新政権が暮らしや平和を守る積極的な政策を進めていくかどうかは私たち国民の大きな運動の構築なしにはありえません。また年末を控えて「派遣村」を再開せざるを得ない状況をつくらないためにも、この秋のたたかいが重要な意味を持っています。

 私たちは、本日採択された運動方針を職場に広め、府民のいのちと暮らし、労働者の生活と権利を守り労働条件の向上をめざして奮闘するものです。


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