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府職労ニュース


2009年 6月18日

一日に使えるお金は839円
 ただいま最賃生活実施中

官製ワーキングプアの実際の生活

 京都府最低賃金は「時給717円」である。
 これをもとにひと月12万4614円(@717×173・8時間)で生活体験を行なっている。

 とはいえ、元来官製ワーキングプアである私の生活はこれとほぼ変わらないものであり、体験というよりも実態を数字化することに挑んでいるものである。

 固定支出費(家賃・光熱費・社会保険料等々)を除き、私が一日に使える金額は839円となった。これで30日間を過ごす。現在1/3を終えた段階で1万2488円。残る20日を一日624円ですごすことになる。

 自主研修に参加したり、予定外の交通費や交際費で既に赤字になっている。けれど、通常の社会生活を営む上では当然のこと。
 食費については、今までよりも嗜好品を我慢している。特に時節柄、時々飲みたくなるアルコールを全面カットしている。しかし、お花を買うことは譲れない。

 これまでこのように数字化することを避けていた。なぜなら数字は残酷だからである。
 けれど説得力が出る。これからの交渉に役立てるために私は数字を見ては目眩を起こしながら今日も最賃家計簿をつけている。


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