京都府職員労働組合 -自治労連-  Home 情報ボックス 府政NOW 京の写真館 賃金 料理 大学の法人化
府職労ニュース


2009年 7月 7日

36カ所で「連帯ひろば」
 6月21日の京都府内一斉相談会

7月19日に「入浴サービス」計画

 6月21日を中心に開催された「なんでも相談会」は、京都府内36カ所で開催され2400人が参加、これまでにない規模で開催です。 あらたに船井、綾部、舞鶴、宮津・与謝、丹後、京田辺、八幡で開催など府内全域に広がっています。

 7月1日現在の中間集計では、相談内容別で「国保28.7%」「介護4.1%」「住民税など税金8.2%」「雇用4.7%」「生保12.3%」「医療・医療費15.8%」「年金・高齢問題6.4%」「就学等0.6%」「ローン4.1%」「その他17.0%」となっています。

 相談の特徴は、生活苦(解雇やアルバイト・年金のみ収入、高い医療費負担、サラ金返済不能、親の介護など)を背景に「国保料の減免」や「生保申請」「無保険」など、いずれも「貧困と格差の拡大」のなかでの深刻な相談が特徴です。

 43歳の男性は、玄関に張ってある「なんでも相談会」のポスターをみて飛び込みで相談。単身、派遣の仕事をしているが安定した収入がないので保険料滞納、近年春から資格証明書にきりかえられた。収入は月5万〜8万円、家賃3万円で貯金を取り崩しているが底をついてきた。

 27才の青年は、昨年末まで飲食チェーン店でバイト、夜勤中心で事務所で仮眠。退職して四条周辺のマクドで毎日仮眠。親に勘当され帰る所がないと訴えていました。

 68才男性は、アルバイトをしているが収入は2カ月で136000円の年金。障害の弟と娘の3人暮らしで月7万円ちょっとでは暮して行けないと相談。 京都市南区は、相談会に続き「国保集会」を開催し61名が参加、南区役所に国保改善を要請しました。 伏見社保協、右京社保協でも、相談会に続き区役所保険年金課への要請行動を計画しています。

 第6回連帯ひろばは、7月19日に開催されます。世界で「はじめて」といわれる「入浴ボランティア」です。当日は、11時から14時の日程で炊き出しと「何でも相談」、「上鳥羽デイサービスセンター」での入浴です。

上鳥羽デイサービスセンター 南区上鳥羽鍋ヶ渕町39-4 681-1773
 



府職労ニュースインデックスへ