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府職労ニュース


2009年10月19日

「核兵器廃絶」へ歴史の扉を開こう
京都からNPT再検討会議に京都から50人の代表を

京都原水協が学習会

  「核兵器のない世界を」署名・NPT代表派遣推進準備会と京都原水協は16日、来年5月にニューヨークでおこなわれるNPT(核不拡散条約)再検討会議にむけて、京都からの代表派遣と国際署名を推進するための「学習と交流のつどい」を開催、18団体・地域から30人が参加しました。

 京都原水協の小杉功事務局長は、国連安保理での核兵器廃絶をめざす決議の採択やドイツ、ベルギーなどヨーロッパでのアメリカの核兵器撤去を求める動き、鳩山新政権が安保理で被爆国として核兵器廃絶へのリーダーシップの発揮と非核三原則の堅持を世界に明言したことなどを紹介し、「核なき世界」がいま国際政治の大きな焦点に浮上し、核兵器廃絶を現実のものにする絶好の機会が生まれていることを強調、NPT再検討会議で核兵器廃絶条約締結の交渉開始の合意をかちとるために、「京都から50人以上をニューヨークに送り出そう。国際署名25万筆を集めよう」と呼びかけました。

 参加者からの発言を紹介します。
 「現在1100筆の署名を集めている。街頭や集会、同窓会など人が集まるあらゆる所で訴えている。2000筆を目標にがんばる」(第二中央病院友の会会員)

 「被爆の実態を知らせるために自治体の姉妹都市に原爆組写真を送る運動をすすめながら署名にとりくんでいる。母親に話したら署名を持っておいでと激励された」(新婦人向日支部) 「署名推進のために独自のグッズ、60本の横断幕、チャレンジャーバッジをつくった。職員200人がチャレンジャーに登録している。11月には学習会も計画している。5万の目標をやりとげたい」(京都民医連)

 「2005年のNPT会議では悔しい思いをして帰ってきた。有馬頼底さんの金閣寺に署名の協力をお願いしている」(被爆者)

 「宗平協の独自署名を使って訴えている。亡くなった細井友晋さん、福岡精道さんの思いを持っていくためにもニューヨーク行きを決意した。一緒に行くTさんは礼拝のときに訴え、1万円のカンパが集まった。2人で1000筆集める」

 「平和のとりくみで青年が成長している。NPTには青年を中心に20人送りたい」(自治労連)

 「1組合員5筆、10万筆を目標にしている。世界大会に参加した青年が先頭に立ってがんばっている」(京建労本部)

 などの経験、決意が出されました。最後に推進委員会の発足を確認し閉会しました。(京都の到達は署名78,131筆、NPT代表決定13人です)


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