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官庁速報


2009年 5月26日

監査、水道などの市場化テストで提案募集
大阪府

 大阪府は、府が行っている業務を民間に開放する「大阪版市場化テスト」について、新たに7業務の提案募集を始めた。監査業務や水道業務、府立図書館業務の一部は、都道府県では初めて提案募集の対象となる。応募された提案を基に専門家による監理委員会の審議を経て、9月には市場化テスト実施の可否の方向性を決める。

 今回対象とするのは、(1)監査業務(事務局が行う実地調査など)(2)府営水道管理運営業務(浄水場の維持管理など)(3)府立図書館管理運営業務(利用案内、所蔵調査など)(4)税務業務(法人関係税の申請書受け付け、調査など)―に加え、宅建業免許申請、医薬品承認申請などの受け付け業務。

 これらの業務は人員規模で常勤職員140人、非常勤職員70人分。コスト面では総額約16億円に達する。橋下徹知事は「民間事業者は、官の業務を奪い取るつもりで、応募してもらいたい」と期待を示している。

 募集は7月22日までで、東京や大阪で説明会を行うほか、民間事業者と担当部局の意見交換の場も設ける。実施が決まれば、公募型プロポーザルを行った上で、早いものは2010年度当初から事業を開始する。


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