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府職労ニュース



しんどい時こそみんなで語りあい要求づくり

要求が職場かえる力
 
 春闘のなかで府職労が大事にしてきた職場要求づくり運動は26年目を迎え、支部・分会で要求づくり運動が広がっています。

●府民の目線で要求づくり――丹後支部
 丹後支部では2月25日に支部要求書を申し入れました。地場産業を守り発展させるため、きめ細かな丹後機業対策を強化すること。北近畿タンゴ鉄道の利便性、安全確保を図ること。経ヶ岬レーダー基地強化・日米共同使用に反対することなど府民生活や府政に関する要求も掲げています。
 また、現業協議会は19日、基本賃金や労働条件とともに、土木事務所の道路パトロール業務の位置づけを明確にし、目的や内容について府民にも周知をはかること、碇高原牧場では人畜共通の疾病に対する安全対策や農作業安全講習会の充実などの申し入れを行いました。
 女性部も、「北部における産婦人科及び小児医療体制を強化し、安心して子どもを生み育てられる環境作りを支援すること」などの地域要求も掲げ、3月17日に申し入れを行いました。

●忙しい中だからこそ声掛け合って――宮津支部
 「日々の業務におわれ、職場で声をかけあうことが少なくなっているときだからこそ、組合員に声をかけ、要求を大切にしよう」と、宮津支部では職場要求運動をすすめています。
 海洋センター分会は「今後、人口減少・過疎、高齢化及び経済の低迷がますます進行するであろう丹後地域においては、水産業など自然の恵みを活用した産業の活性化が急務で、当センターの責務の重要性は高まっている」とし、定数削減は行わないこと、「退職者不補充による人員削減の結果、水産関係技術職員の年齢構成は著しく歪んだものとなっており、本府水産業に関する技術・知識を有する職員を計画的に養成する観点から、長期視点に立って正規職員を採用すること」を強く求めています。 女性部でも、みんなが集まるのが困難になっている中、定期大会を開催。職場の実態など交流。集まって話し合うことの大切さをかみ締めました。
 与謝の海病院分会で要求書を確立。看護師の大幅増員を図り、夜勤は「3人以上、月6回以内」にできる人員とすることなどの要求を掲げています。

●仕事の要求大切に――福知山支部
 中丹家畜保健衛生所分会は、仕事の要求を大切に2月26日に要求書を申し入れました。
 繁殖検査・病性鑑定及び環境保全指導を強化するための、獣医師、畜産技師の増員、畜産物の輸入拡大に反対し、府内生産者の維持・発展、畜産後継者育成を求めています。また伝染病の予知連など、環境保全や防疫に係る計画相談等について、府関係者との協議体制の整備、病性鑑定業務において、水洗・消毒が確実に行えるよう高圧温水水道栓の設置等を要求しています。

●支部ニュースで要求づくり紹介――宇治支部
 身体障害者更生相談所分会は、3月10日に申し入れました。要求書では、家庭支援総合センターについて職員の意見を良く聞いて意見を取りまとめ、施設の構想に反映されるようにすること。看護師や補装具担当技師などの人員要求、AED(自動体外式除細動器)の設置、信号や横断歩道の改善、研修の機会の保障などを求めています。
 宇治支部では、各分会から出されている人員要求等をまとめ、支部ニュースで要求書を紹介し討議をすすめています。

●教育要求前面に――教育支部
 教育支部は3月14日に要求書を申し入れました。要求書トップに、直面する教育問題への緊急要求を掲げているのが特徴です。30人以下学級をすべての学校・学年で実施すること。生徒の就修学援助や進路保障のための実効ある緊急措置、奨学金制度の拡充、府立学校の授業料の引き下げ、募集定員の削減をやめ、定時制・通信制の募集定員を増やすこと、府立埋蔵文化財調査研究センターの直営などを求めています。



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