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![]() 6月1日から1月間おこなわれている京都総評青年部の「最低賃金生活体験」。いま青年部員22人が最低賃金による生活体験に挑戦しています。5年目の今年も、体験者から悲鳴の声が。 京都府の最低賃金は、現在時間給700円。昨年10月の改定で14円上がったものの、月額にすれば123、200円。ここから税金や住居費、光熱水費などが引かれれば食生活もままなりません。 2006年の「民間給与実態調査」では、年収300万円以下の労働者数は、民間労働者の38・8%にものぼっています。公務の職場でも「官製ワーキングプア」が大きな問題となっており、京都府で働く臨時職員も日額7、100円(時間給にして約800円)では交通費を引けば最低賃金ギリギリの水準です。 ![]() 京都総評がおこなった試算では、最低生計費を時間額に直せば1、123円(若年単身世帯で月額約19・8万円、夫婦子ども2人世帯で月額約48・2万円)、生活保護と整合させれば960円必要であり、貧困と格差の時間給1000円以上への引き上げが求められます。 今年の最低賃金が7月中旬中央で、下旬には地方で決定されます。最賃引き上げの全国的取り組みが展開されています。 今年の最低賃金引き上げの運動は、ワーキングプアの克服にあります。「最低賃金を時間給1000円以上に」の要求は強く、13日に京都で最賃デーがとりくまれ、宣伝・集会・パレード。20日には、全労連、国民春闘共闘委員会などは東京・霞が関の厚生労働省前で「687分のハンガーストライキ」人事院前要請など中央行動を終日行いました。世論とたたかいが力です。 |
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