京都府職員労働組合 -自治労連-  Home 情報ボックス 府政NOW 京の写真館 賃金 料理 大学の法人化
官庁速報


2008年12月17日

10月末調定額は1.8%減
08年度県税徴収実績−総務省

 総務省は、10月末現在の2008年度都道府県税徴収実績をまとめた。超過課税や法定外税などを除く地方財政計画ベースの調定額は、前年度同期比1.8%減の13兆8077億4800万円。前年度同期比が9月末の0.6%減から1.2ポイント落ち込んでおり、地方税収の厳しさが一段と増していることを裏付けた。

 税目別では、地方消費税が10.0%減と2ケタの減少。貨物割は3.4%増と好調だったが、8月末が土日に当たったために、同月分の消費税の払い込みが翌月にずれ込んだ影響が地方消費税の10月分に表れ、譲渡割が14.7%減に落ち込んだのが響いた。その分、11月末現在の同税は大きく伸びる見通し。

 地方消費税以外の税目は、これまでと同じ傾向を示した。法人二税は、法人道府県民税が9.0%減の5735億500万円、法人事業税が5.2%減の3兆1024億7400万円と景況の悪化を反映し、いずれも減少した。

 個人道府県民税は国から地方への税源移譲や所得の増加により、6.2%増の5兆2929億4000万円。道府県民税利子割は預貯金の払戻金が伸び、前月末と同じ1.6%増だった。

 不動産取得税は土地売買件数が減り6.5%減、道府県たばこ税は4.3%減の落ち込みとなった。

 自動車関連では、自動車税が登録台数の減少で2.4%減。4月に暫定税率が失効した自動車取得税と軽油引取税はそれぞれ6.1%減、13.8%減と前年度を下回った。


府職労ニュースインデックスへ