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官庁速報



採用後3年目の職員対象に研修
初心振り返るカリキュラム−人事院

 人事院公務員研修所は2008年度から、採用後3年目の国家公務員を対象とした研修をスタートさせる。民間企業では若手社員が入社後数年で退職するケースが目立っているとされる一方、公務員の仕事も繁忙になっているのに加え、公務員批判が高まりを見せている。こうした状況の中で人事院は若手職員に対して公務員となった初心を振り返らせるようなカリキュラムなどを組み、職務への動機付けを強めたい考え。

 新しい研修の名称は「初任行政研修フォローアップ・セミナー」(仮称)で、これまでの係長級研修から衣替えする。7月から8月にかけて4回実施。2泊3日の合宿形式で参加者数は計400人程度とする。係長研修よりも短期集中として、参加者数を増加させる。 
 新しい研修は、採用直後の職員を対象とする初任行政研修の成果を確認するために行われ、公務員としての生き方や行政・公務員全体の在り方を考えさせる科目を設ける予定。このほか、与えられた行政課題に対してグループで議論し考え方をぶつけ合う科目なども盛り込む。


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