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府職労ニュース


2008年 5月28日

後期高齢者医療制度の廃止を
幅広い運動展開へ京都連絡会を結成

4野党共同の廃止案を実現へ

 月23日(金)18時30分〜 ラボール京都で「後期高齢者医療制度廃止!京都連絡会(仮称)の結成のつどい&運動交流会」が45団体(支部や地域社保協も1団体)91人の参加で開催されました。 1部の結成のつどいでは、連絡会結成をよびかけた社保協の高橋副議長から「この制度は廃止しかない。お年寄りの命と健康、人としての尊厳を守る運動にしていこう」と訴えがされました。その後、結成に至る経過、行動提起などが行われています。

 2部では、当事者の方より「今までの1つの保険に家族3人で入っていたのに、バラバラの保険になりしかも保険料が5倍以上になった」、「本当に廃止しきるまで全力をつくしてほしい」、「年をとってくると若い時と違って、ちょっとしたことでもあちこち痛くなったり、寝込んだりする、そんな時に安心して医療にかかれないのはおかしい」などの発言が相次ぎました。京都民医連が行った実施直後アンケート(75才以上対象)でも、保険料が「高くなった」が41.8%で、「安くなった」の11.8%を大きく上回るなどの報告もされました。

 その後も、後期高齢者医療広域連合議員の曽我千代子議員(木津川市:無所属)より「この制度は私たち団塊の世代に狙いを定めた制度。自らの課題として廃止に向けてがんばりたい」、せのお直樹議員(京都市:日本共産党)より「矛盾が国から地方自治体に押し付けられた制度で、ある意味、地方自治体も犠牲者。廃止しかない」等の決意もありました。

 また、乙訓や山科区、左京区でも、積極的な取り組みが進められている経験が報告されました。
 活動交流会のまとめとして、松本社保協副議長(医労連・総評)より「創意工夫して廃止の一点で協力して、4党の廃止法案を成立させるために全力をつくしていきましょう」との呼びかけがされました。
           


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