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府職労ニュース


2008年 6月27日

核兵器廃絶、原爆認定訴訟の早期解決を
50周年・国民平和行進が22日から26日京都行進

延べ1800人が参加し26日奈良にバトンタッチ

 50周年を迎えた2008年原水爆禁止国民平和大行進「東京・広島コース」が21日、京都入り。ラクト山科公園でおこなわれた滋賀県との引継ぎ集会には、滋賀・京都あわせて370人が参加、集会では京都実行委員会代表の岩橋祐治京都総評議長があいさつ、「核兵器廃絶と憲法守れの声をひろげ、今年の原水爆禁止世界大会の成功にむけて元気よく行進しよう」と訴えました。(写真は、向日市役所をしっぱつする平和行進)

 広島で被爆した永原誠京都原水爆被災者懇談会世話人代表は、「(原爆症認定集団訴訟の)一刻も早い原告全員の認定と、肉親や友人を奪い私たちを今も苦しめている核兵器を一発も残らずなくすことが願いです」とのべました。

 集会後、中央通し行進者の志谷泰雄さん、米山幸子さんを先頭に京都市役所まで行進、祇園石段下からは生協のピースパレードが合流しました。この日の行進・集会にはピースパレードと合わせてのべ650人が参加。

 国民平和行進団は24日、京都府に核兵器完全禁止、被爆者救済など要請し、翌25日には向日市役所前で出発集会を行い、八幡市に向かいました。この日は延べ400人が参加。 25日、宇治市役所を出発した平和行進は、大久保で久御山町の網の目コースと合流し、城陽市を経て京田辺市役所で終了、350人が参加しました。宇治市、城陽市、京田辺市の各市長から歓迎のメッセージが寄せられました。 京田辺市役所での終結集会では、京田辺市議会議長が直接歓迎のあいさつに立ち、広島で被爆した小野忠熈さんからは感謝と激励のメッセージが届けられました。 京都行進の最終日の26日、精華町、木津川市を行進し、般若寺で奈良県へ引き継がれました。
(写真・東京からの通し行進者に折り鶴のプレゼント)

 精華町役場での出発集会では、木村要町長があいさつ、行進団を激励。木津川市役所前の集会では、相楽地域の1市3町1村の全首長からメッセージとペナントが寄せられたことが報告されました。
(写真・東京からしっかりと引き継がれている自治労連旗)

 奈良県との引き継ぎ集会では、京都実行委員会代表の岩橋祐治京都総評議長が京都の行進について報告。 岩橋代表は、京都の行進にはのべ1,800人が参加し、中央通し行進者の米山幸子さん、志谷泰雄さん、5人の府内通し行進者とともに、府民に「核兵器なくせ」「憲法9条守れ」と訴え、各出発・終結集会で確認した原爆訴訟の早期全面解決を求める決議を福田首相と舛添厚労大臣に送付したこと、15ある府南部のすべての自治体を訪問・行進して非核・平和施策の実施を求め、核兵器廃絶への思いを共有できたことなどを報告、「2010年NPT再検討会議にむけて『核兵器のない世界』を築く今年の世界大会を大きく成功させよう」と呼びかけました。
 
 東京夢の島からリレーしている自治労連旗がしっかり奈良に引き継がれました。             


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