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民主町政の発展へ引き続き全力で

大山崎町長選挙の勝利にあたっての京都自治労連声明

 大山崎町町選挙は10月22日、投開票が行われ、京都自治労連や大山崎町職員組合も推薦する「明るい民主町政の会」の真鍋宗平氏が、4、040票(得票率50.98%、投票率66.18%)を獲得し、自民、民主、公明推薦の相手候補を破り見事当選しました。
本当にありがとうございました。

 選挙の大きな争点は府内一高い水問題でした。住民の生活実態に目を向けない値上げをおこない、必要量の3倍もの府営水を押し付けられている府にはまともにものを言わない、そして住民と話し合うこともほとんどしないという、この問題はどの問題でも共通する前町政の姿勢であり、怠慢でした。今回の選挙は、このような前町政が、自らも責任の一端があるにもかかわらず、何の責任も明らかにせず、保育所民営化などの「集中改革プラン」を発表し、住民と職員に新たな犠牲を押し付けようとし町民の不満が高まるもとでの選挙でした。

 これに対し、民主町政の会と真鍋候補は、府営水の見直し、保育所の公共性堅持など子育て、高齢者・障害者を守る、国・府にものを言い町民の声をしっかり受け止める、自治・公開・参加の町政を訴えました。民主町政の会に参加する各団体も、大奮闘をしました。特に大山崎町職員組合は保育所民営化案反対のたたかい、横暴な賃金カット提案撤回闘争などを通じ、風通しの良い民主的職場をつくるため、大奮闘しました。

  「構造改革」路線のもとで、高齢者をはじめ住民は負担増に怒りを強めるとともに、格差と貧困が拡大する社会に対し、住民は自治体が住民の暮らしを守り、安全・安心を守る組織としての役割を期待しています。安倍内閣が誕生したもとで、憲法改悪・教育基本法改悪反対、「構造改革」路線ストップのたたかいを励ます結果を作り出せたことに確信をもち、勝利の報告ができることの喜びと、ご支援をいただいた皆さんへの感謝を表明し、住民が主人公の民主町政として大山崎町が歩みだすことに引き続き全力を挙げるものです。
2006年10月23日
 京都自治体労働組合総連合


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