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府職労ニュース



   「中学生まで年7日間

 9月1日から、「子育て休暇」 が制度化されました。 府職労は昨年の年末確定交渉以後、職場のみなさんの声をふまえ連続した交渉・意見交換を経て、8月24日府職労交渉を行い、新たな子育て休暇としてスタートします。

   いっそう充実するとりくみへ

 当局提案は、これまでの経過と要求からすれば、子の数に応じた日数の付与・高校生への適用・対象要件の引き続く拡大などの課題は残り不十分なものであることは明らかです。しかし、参観、予防接種を子育て休暇の対象とし、中学校卒業まで7日をスタートに子ども1人に1日の加算方式等、その内容は全国トップレベルのものであり、それを制度化するとしたこと、対象等について今後の課題として受けとめるとし、また休暇を取得できる環境づくりへの当局責任を明らかにしたこと点など評価できる側面もあります。

   ねばり強い闘いで長年の要求が前進

 BCGの予防接種に加え、小学校への就学前健診、1歳半、3歳児健診の学校保健法等にもとづく健康診断・健康診査、在籍するであろう学校の入学説明会についても、対象となります。
 こうした対象事由の拡大は、女性部や教育支部が、長年にわたって要求をしてきた内容です。ねばり強いたたかいが実りました。


   「制度化の意義大きい」の声

 職場では、「制度化されたことは評価するが、日数が減り不満」との声があがる一方、「子どもが病気がちで、すでに年5日の子どもの看護休暇を取得してしまった、今回新たに日数が増えうれしい。組合に入っていてよかった」「全国的に休暇等への縮小・廃止攻撃が厳しいなかで、経過もふまえ制度化させた意義は大きい」の声も寄せられました。
 制度は、活用されてはじめて生きたものになります。この立場から府職労は、職員への十分な説明、とりわけ該当となる職員には個別にもていねいに説明し、ボランティア休暇の取得も含め職場に徹底を図ることを求めました。
 職場での十分な説明と取得できる環境、条件づくりを求めていきましょう。 


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