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府職労ニュース

これじゃー文書遅延システムだ

研修不足で職場が混乱

  4月から、地方機関でも本格的に稼働した文書事務支援システム(電子決裁) …・どうも職員の評判ほ良くないようです。3週間経ったところで、多くの職場で、いろんなの声が上がっています。
 
〇システムが煩雑で、分かり にくい。
〇メニュー画面が分かりづらい。メニューの言葉の意味と、操作したいこととがマッチしない。
〇二月の研修は、操作方法を急ピッチで習うだけのもので、「研修」と呼べるものではない。もっと時間をかけて、丁寧なものが必要だ。
〇ヘルプデスクの人に、1日か2日間職場に来てもらって、じっくりと習いたい。
○削除しようと思うと、文書主任のところに行って、文書主任のパソコンを動かしてもらわなければならない。えらく面倒なシステムになっている。
〇これからは、決裁する人は、なが〜い添付書類を、パソコンで全部見るのだろうか。たぶん印刷してから、チェックすると思う。決裁をする人がみんなそうすると、結局、紙の消費量が増えることになる。
〇これまでの決裁方法のどこがいけないのか.少なくとも、「電子決裁」よりましだ。
○他府県でもあまり導入していない。急いで導入する必要を感じない。
〇4月以降電子決裁で収受をするようにとの指示なので、そのようにしている。でも、職場では、決裁や供覧文書は、全部「紙」となっているぞ。
〇人の顔を見ずに、パソコンの画面を見て仕事をすることがさらに増える。仕事をする人が集う場(職場)として、良いことだとは思わない。
○今後、電子決裁システムに、財務システムなどくっつけて、職員各自が入力する「発生源入力」に変えるようだ。電子決裁の導入は、庶務や経理職員の人員削減が最大の目的なのだろう。
〇起案をしなければならない文書がたくさんたまってきたけど、取っつきにくくて、手が着いていない。ほとほと困っている。
〇事務処理を支援するシステムじゃなくて、今のところは、事務処理を遅らせるシステムになっている。



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