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府職労本部と保健福祉支部が緊急申し入れ

 長岡京市で児童虐待により幼い子どもの命が奪われた問題で、府職労本部は10月25日、保健福祉支部とともに、部当局に、@組織的な対応を図る上で関係職場への情報提供や説明責任を果たすこと、A職員の健康への影響も出ているもとで必要な応援態勢をとること、B府職労はこの問題を真剣に受け止め、対応とともに体制も含め経過や課題、問題を明らかにし、児童虐待問題の解決にあたることが重要だと考えている。児童虐待検証委員会を設置し事件を検証するとのことだが、その際とりわけ職場での議論を大事にすること、の3項目の申し入れを行いました。
 保健福祉部当局は、「関係部署にはできるだけ情報提供し組織的な対応をとってきている。夜間の対応はもちろん昼間も応援態勢をとっている。第三者的立場からの検証を行うが、職場実態にあった対応も必要と考えている」と答えました。
 また同日、人事当局に対し、前述の3点とともに、知事が今回の件については体制の問題でなく現場の対応の問題と発言していることについて、「最高責任者としての知事の姿勢は極めて問題である。職員は使命感、責任感をもって頑張っており、人的支援も含め職場を激励する姿勢と対応が求められる。保健福祉部当局だけの対応にせず、人事当局としても職員の健康管理の問題も含め具体的に必要な対応を行うこと」を申し入れました。人事当局は、「健康管理の問題も含め保健福祉部と連携し必要な対応をとりたい」と答えました。

原因や背景を真剣に議論・緊急保健福祉部会

 10月28日、自治体労働者として今回の事案を真剣に受け止め、その原因や背景を明らかにして教訓を引き出そうと、児童相談所、保健所、本庁の保健福祉部など20名の仲間が参加し、緊急の府職労・保健福祉部会が開催されました。
 「なぜこのような結果になったのか、情緒的になるのでなく明らかにすることが大事」「虐待チームができてから、担当者が2〜3年で変わることが多くなった。これまで家族との再統合(子どもと家族の関係を再構築すること)めざして、ていねいに関わってきたが、そのことがむずかしくなっている。受理会議も前のように時間がかけられず、個人で抱え込むことが多くなっており、京都児相で起こったことは、自分たちの問題でもある」
 「サポートチームだけが特化されて、組織としては弱くなってる気もする。今回の事件が自分の所で起こってもおかしくない」
 「B勤(午後1時〜10時の変則勤務)導入後、職員はいっそうフラフラ、追いつめられ倒れそう。それでも逃げられない、バラバラにならずに、力を合わせて乗り切りたい」
 「B勤は絶対ダメ。職員がそろって話し合えない、平常の業務が回らないなど、導入の時に指摘した問題点がすべて噴出している」
 「今回の事件で、住民に一番身近な保健所が、関わらなくていいのかと疑問に思った。新生児の時は保健所が関わった。もっと、その後の関わりもあっていいのではないか」
 「児相から現場まで2時間もかかっていいのか、担当がよく変わること、研修体制なども議論されていい」などの真剣な議論がおこなわれました。
 会議では、「職場はしんどいが、3児相は一つの思いでの議論が必要」「忙しいからこそ、職場が大変だからこそ、職場での議論、分会や支部、部会での議論を大事にしながらすすめていくことが大切」との意見もだされ、京都児童相談所の仲間への激励行動、3児相分会の会議、保健福祉部会の開催による情報交流・意見交換、合同所長交渉や当局との意見交換会の開催などのとりくみを確認しました。
  


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