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ゴミ有料化の撤回、市職員の犯罪行為の徹底解明と根絶求め

自治体要求連絡会が、9月7日に街頭演説会とデモ

 2月議会において「家庭ゴミ有料指定袋制の10月実施」が決定され、現在「出前トーク」をふくめて京都市の市民説明会が開催されているところです。
 しかし、この説明会でも多くの市民は「なぜ有料化がゴミの減量につながるのか説明できていない」と納得できるに至っておらず、このままでは混乱を招くことが容易に予想されます。しかも2000回をめざすという説明会は「団体・地域の代表者に説明会開催のお願いに行けば、それで1回の説明会開催」にカウントされるという極めて杜撰なものです。
5月以降住民税・国保料・介護保険料の大幅引き上げで3万人を超える市民が区役所に殺到し、暮らしが破壊されることへの憤りが沸騰しています。

 また、この間連日のごとく報道される京都市環境局を中心とした犯罪・不祥事が怒りをよんでいます。しかも朝日テレビでは、この不祥事と関連させて京都市のゴミ行政の非効率さ(他都市と比較した収集体制の人員、収集量のちがい、処理費用など)がセンセーショナルに宣伝され、多くの市民が「これでも有料化か」と怒りを露わにしています。
 しかも桝本市長は「民営化」をにおわし、自らの責任と問題の究明に対する責任の放棄ともいう態度です。 いま市民の怒りと疑念は、市長と京都市当局とともに、議会審議の中でも問題がすべて明らかにされたかどうかをふくめて、議会の役割にまでも向けられつつあります。

 こうしたなかで、不祥事の徹底解明に全力をあげるとともに、「有料化10月実施」についてもいまこそ勇気を持って見直すべきだと考えます。

 自治体要求連絡会は、「『家庭ゴミ有料指定袋制の10月実施』を中止すること。少なくともいっそう広く市民の合意を得られるまで、『10月実施の凍結・延期』をふくめ再検討すること」を求めています。また、「国保・介護・住民税の負担増をやめよ」「ゴミ有料化の10月実施を中止せよ」「市職員の犯罪行為の徹底究明と根絶」を求めて「市役所前街頭演説とデモ」を9月7日(木)午後6時から市役所東門前で行ない、6時30分からデモをおこないます。


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