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京都府と交渉、市役所包囲
秋の府市民総行動
  「みんなで力を合わせ、なくそう『格差と貧困』!、守ろう『憲法と地方自治』!」のスローガンを掲げて、秋の府市民総行動が11月29日、早朝から繰り広げられました。

 午前8時からは、府庁の門前宣伝。府民の切実な要求を掲げた行動への協力と参加を訴えました。9時30分からは、京都府の各部との交渉、要請行動が実施され、自治体リストラでなく公務・公共サービスの充実を求めました。

 正午過ぎからは、意思統一集会を京都市役所前で行いました。主催者を代表して岩橋裕治京都総評議長が「定率減税廃止や課税最低限引き上げによる税金の引き上げ、介護保険や障害者自立支援法による負担増など社会保障の改悪によって、自治体行政が府市民の暮らしを破壊する事態になっている。その一方で京都市職員の不祥事、ゴミ有料化を押し付ける市民いじめの京都市政に怒りを示そう」とあいさつ。

 集会後、700人が参加した市役所包囲の昼休みデモ。「仕事・暮らし・命を守れ」「桝本市長は職員の犯罪・不祥事の責任を取って辞任を」「憲法と教育基本法を守れ」などの横断幕、ゼッケンで市民にアピール。その足で、個人請願行動を実施、京都市に切実な要求をぶつけました。個人請願は、京都府に対しては住宅改修所制度や乳幼児の医療費無料化など5種類1949筆、京都市に対してはゴミの有料化撤回や介護・国保料の減免など4種類2329筆が提出されました。

 13時からは、市役所前で座り込み、並行して代表による要請行動がとりくまれました。
 府職労は、京都府との交渉・要請行動に参加、集会・デモでは府立の大学の法人化に反対するプラスターを持って市民にアピール、医大支部や府立大学支部も参加して参加者に署名を訴えました。

 府職労を代表して増田執行委員が「国からの交付金が削減され、府立大学の自由な研究がおびやかされるおそれもあり、医科大学では儲からない医療が切り捨てられお金のない人は敷居が高くなる、府民の医療を守るために法人化に反対しよう」と訴えました。 座り込み終了後、四条河原町までパレード、「桝本市長は市職員の犯罪・不祥事の責任を取れ」など市民にアピールしました。

  


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