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○・・・「時代と個人について−いま何が始まっているのか

講演・辺見 庸氏(芥川賞受賞作家)


2007年
1月28日(日)
13時30分開場

シルクホール
(京都市下京区四条烏丸西 京都産業会館8階)
入場無料 どなたでも参加できます
お申し込みは不要 先着順・760席

略歴 辺見 庸 (へんみ・よう)作家。
944年、宮城県石巻市生まれ。早稲田大学文学部卒。1970年、共同通信社入社。北京特派員(2回、計6年)、ハノイ支局長、米国研修留学、外信部次長、編集委員などを経て、96年末退社。
 78年、中国報道で日本新聞協会賞を、91年、『自動起床装置』(文藝春秋刊、文春文庫、新風舎文庫)で第105回芥川賞をそれぞれ受賞した。94年には、世界30カ国を足かけ3年にわたりルポした『もの食う人びと』(共同通信社刊、角川文庫)を発表、90万部を超す大ベストセラーとなり、第1回講談社ノンフィクション賞、JTB紀行文学大賞などを受賞した。
 他の著書に、『ハノイ挽歌』、『赤い橋の下のぬるい水』(以上、文春文庫)、『反逆する風景』(講談社文庫)、『不安の世紀から』、『ゆで卵』、『屈せざる者たち』、『新・屈せざる者たち』(以上、角川文庫)、『眼の探索』(朝日新聞社刊、角川文庫)、吉本隆明氏との対談をまとめた『夜と女と毛沢東』(文藝春秋刊、文春文庫、光文社文庫)、『独航記』(角川書店刊、角川文庫)、高橋哲哉氏との対談『私たちはどのような時代に生きているのか』(同)、『新・私たちはどのような時代に生きているのか』(岩波書店)『単独発言――私はブッシュの敵である』(角川書店、角川文庫)、坂本龍一氏との対談『反定義――新たな想像力へ』(朝日新聞社、朝日文庫)、『永遠の不服従のために』、『いま、抗暴のときに』、『抵抗論』(以上、毎日新聞刊、講談社文庫)、『銀糸の記憶ーー辺見庸掌編小説集・白版)、『闇に学ぶーー辺見庸掌編小説集・黒版』(以上、角川書店)など多数がある。
 9・11同時多発テロ後の2001年12月には、米軍などによる空爆がつづくアフガニスタンを現地取材、翌年には米国を訪ねボストンでノーム・チョムスキー氏と対談した。帰国後、早稲田大学客員教授に就任したが、米国の戦争政策と日本の追従への批判を一層つよめ、各地で講演活動を展開したほか、数多くの反戦デモ行進に加わった。2004年3月、新潟市で講演中に脳出血で倒れ、右半身に障害が残った。05年12月には腹部のガンを手術、再び闘病生活を余儀なくされる。しかし、病室で執筆した『自分自身への審問』を06年春に上梓したのにつづき『いまここに在ることの恥』(いずれも毎日新聞刊)を刊行した。


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