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府職労ニュース


2010年12月 3日

TPP交渉参加やめよ
府職労農林部会が知事に申し入れ

日本の京都の農業を破壊に導くもの

 11月19日、農林部会は、農林水産部に対して、「TPP問題に関する緊急申し入れ」を行いました。

 TPPは、これまでの自由貿易協定とは異なり、例外なき関税撤廃を原則とするもので、これへの参加は日本と京都の農業と農村の崩壊を招き、食料供給と地域経済を破綻の道に追い込むことになることをのべて、申し入れの3点(①政府に対して、TPPへの参加はもとより協議も行わないよう申し入れること。②TPPによる京都農業と関連産業、府下各地域の経済を含む京都経済へ与える影響を試算し、公開して広く府民に知らせること。③京都府として、関係市町村及び団体とともにTPPへの参加に反対する府民的運動に取り組むこと)の実行を求めました。

 これに対して、当局からは、「京都府は移入県であり、影響の試算もどのような条件を設定すればよいのか、慎重に検討しているところである。TPPのプラスとマイナスの面をそれぞれ考え合わせて対応しなければならない。当然、その中で必要とされることについては、府として対応するとともに政府にも申し入れたい。関係団体からの意見は、様々である」と答えました。