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府職労ニュース


2010年 9月14日

熱中症対策で京都府に要請
京都社会保障促進協議会

独居高齢者などの実態調査を

 9月に入ったにもかかわらず、あいかわらず三〇度を超える猛暑が続き、熱中症で体調不良を訴える方も急増しています。また、この間の高齢者の死亡原因が、熱中症の影響もあるという報道もされています。 そんな中、長引く不況の元、府民・市民の収入・所得が減少し、家計を切り詰めなくてはならず、電気代節約のため、クーラーや扇風機があっても利用しない家庭も多数ある状況になっています。

 地球規模で進む温暖化対策において、京都議定書を確認した京都の役割は非常に大きなものがあり、全国的・世界的対策の先頭に京都が役割を果たすことが求められています。

 京都社会保障推進協議会は9月14日、緊急の対策として京都府と京都市に下記の事項を要請しました。

                                           記

1 府内全ての独居高齢者、高齢者世帯、住居を持たない方の実態把握と援助を行うこと。

2 低所得者へのクーラー購入・設置費用や電気代補助を緊急に行うこと。

3 熱中症防止対策とした、空調設備が整ったシェルター的施設を開設し、誰でもが利用できるようにすること。

4 国に対して、生活保護世帯に一時扶助としてクーラーの設置・修理費を支給し、夏期加算を新設することを要請すること。

5 温暖化・ヒートアイランド対策の抜本的強化を要請すること。