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府職労ニュース


2010年 3月11日

南山城村、大山崎町が子どもの医療費無料化へ
中学校卒業まで制度化

大山崎町は議会に提案

 京都でたった一つの村、南山城村で今年の1月から中学校卒業まで医療費が無料になりました。人口約3000人、「若者からお年寄りまで安心して住み続けられる村をつくるため、生活基盤の整備が必要」との思いから苦しい財政の中にもかかわらずの制度化となりました。

 つづいて乙訓郡大山崎町の真鍋宗平町長が2月12日、町役場で会見し、10年度当初予算案を発表。この中で、子育て支援施策として、子どもの医療費無料化の対象年齢を入院・通院ともに中学校卒業まで拡充することを盛り込みました。同予算案が可決されれば今年4月から実施されます。これまで入院は小学校卒業まで、通院は就学前まででした。

 会見で真鍋町長は、「子育て世帯を取り巻く環境が急激に困難になる下で、医療費助成の対象拡大を求める要望は多く寄せられていました。子育て世代に対する支援を中心に、住民生活の下支えに積極的に取り組む予算としました」とのべました。

 拡充にかかる予算額は1338万円を計上しています。予算規模は、一般会計総額48億800万円(前年度比17.9%減)。15日開会の同町議会に提案されます(会期は3月23日まで)。


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