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府職労ニュース


2010年 6月18日

基地のない平和な沖縄・日本を
普天間基地の即時返還求め京都で連帯集会

宜野湾市長が基地の危険性を告発

 6月12日、「みやこめっせ」で「危険な普天間基地の即時閉鎖・返還を!沖縄に連帯する6・12京都集会」が1、200人が参加し開催されました。

 集会では、普天間基地をかかえる沖縄県宜野湾市長の伊波洋一さんが講演し、基地の実際の映像や米軍機の飛行ルートなども示しながら、普天間基地がいかに宜野湾市民の日常生活と近接している危険な存在であるかを克明に報告しました。

 そして、伊波さんは海兵隊のグアム移転計画の真相にもふれながら、2003年にラムズフェルド国防長官が普天間基地を視察した時に、「この基地は何だ?あり得ない基地だ。ただちに閉鎖を」と発言したエピソードを紹介。「あり得ないことをあらしめているのは日本政府だ」と政府の姿勢を強く批判しました。

 また、「私は辺野古移設に反対。普天間基地に替わる新しい基地を作らないと普天間基地を返さないというのは言うべきではない」とアメリカ政府を批判するとともに、「鳩山首相が辞めたからといって問題が解決するものではない。日米共同声明が行われたからといって問題が解決するものでもない。普天間基地の危険性除去と即時の返還を改めて求めていく」と国外移転を実現するために引き続き全力を挙げる決意を表明しました。

●もう、ガマンできない&ト軍の辺野古への移設

 伊波・宜野湾市長の決意表明に応じて、参加者からも発言。「従来、基地問題は県人会の中ではタブーだったが、もうそんなことは言ってられない。京都県人会も一緒にたたかう」(京都沖縄県人会会長・大湾宗則さん)、「毎年千件の米軍犯罪が発生しているが立証は百件台。地位協定の抜本見直しが必要だ」(沖縄・辺野古への新基地建設に反対し普天間基地の撤去を求める京都行動・萩原一哉さん)、「沖縄の総意はもう、ガマンできない、基地撤去を≠ナ固まった」(5・16普天間包囲ヒューマンチェーン参加者・梶川憲さん)、「平和を守る、憲法を守る。2つの守るを世界に広げていく」(守ろう憲法と平和きょうとネット・黒木順子さん)など、力強い発言が相次ぎました。

 集会後、参加者は四条河原町までのパレードを行い、市民に「基地のない平和な沖縄・日本を!」とアピールしました。    


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