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府職労ニュース


2010年 3月31日

4月開所へつのる不安
家庭支援総合センター

府職労健康福祉部会が府民への広報、設備改善など要求

 健康福祉部会は、23日、当局に「家庭支援総合センターの開所に当たっての緊急要求書(第二次)」を提出しました。

 全国統一行動の健康福祉支部3分会職場集会の中で、「この間嘱託職員の勤務体系の変更が一方的に通告されたり、完成間近の同センター建物内外の「見学」「視察」はようやく実現したものの、場合によっては利用者府民の生命に危険が及びかねない不備が発見されたりするなど、4月の開所を目前にしての不安が広がっている。このような事態は、府民の福祉と暮らしに責任を持つ現場労働者として見過ごしにはできない」との意見が出され、急きょ職場協議をすすめてとりまとめたものです。

 対応した健康福祉総務課長からは、「すぐには対応できないものもあるが、利用者にとって、すぐ対応が必要なものなど優先順位をつけて、解決したい」とその場で回答がありました。

 さらに、センタースタートの直後から新しい分会組織を立ち上げ、活発な活動を進めていこうと、役員体制や結成総会兼懇談会日程など、関係支部と分会で協議が進められています。

 主な要求としてセンターの看板、府民への広報、相談窓口の対応など改善を求めるとともに非常勤嘱託職員の勤務体系についてなど要求しています。主なものとして…

 非常勤職員について2月23日の当局提示の際、「変更はない」旨発表しておきながら、3月15日になって急遽変更提案がなされた。職員の生活設計を全く無視した乱暴で非人道的な手順であり、到底受け入れられない。

 調理員の、正規職員1名退職に伴い28時間の非常勤嘱託1名のみ増員し朝食も調理した食事を提供するという提案については、最低でもこれまでの職員2、嘱託(20時間)1のときの時間数である100時間は確保すること。

 庁舎・設備の不備等について、東大路通りの歩行者用信号を音声付きにすること。敷地内歩道部分にある雨水升グレーチングは、車いすのキャスターや白杖の先端が挟まらないよう、網目の細かいものと取り替えること、子ども用便器の設置など多岐にわたり要求しています。       


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