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府職労ニュース


2010年 7月 5日

短期介護休暇、子育て休暇で要求前進
安心して働き続けるための権利

粘り強い運動で成果

●念願の「短期介護休暇」実現

 2005年度女性部要求書に初めて「老親の看護等について、短時間に対応できる『子どもの看護休暇』に準じた休暇を新設してほしい」と掲げ、以来、子育て休暇のように簡単に取れる親の介護のための特別休暇を要求し続けてきました。そして今回、制度化されることになりました。

 「親の通院の付き添いや薬をもらいに行くときにも使える」「実母を病院に入院させています。3ヶ月ごとに病院を変わらなければならず、次の病院を探したり、入退院の時にこの短期介護休暇が使え安心です。年休は、もしもの時に残してあります」「今までの介護欠勤は、10日間もあったけど、1時間でも取れば無給で、しかも一時金にも影響してしまうので、長期の介護休暇を取る前段として取るぐらいのものでしかなかった。
 今度の制度は、特別休暇なのでありがたい」「子どもが自転車で怪我をし、退院したあともしばらく自宅療養をしなければならず、それまでに子育て休暇を使い切ってしまったので、年休をとって面倒を看たけど、こんなときにも使えますよね」と喜びの声は、男性からも寄せられています。

●子育て休暇の充実

 「新型インフルエンザが流行った時、小学1年の自分の子どもは熱も出なかったけど、学級閉鎖になり、子どもだけでの留守番には不安なので年休で休んだけど、次からは子育て休暇で安心して休めます」「台風の時期になると、暴風警報が出るかどうかがすごく気になります。保育所や学校は休園・休校となってしまうからです。でも、これからは子育て休暇が使えます」「日数は、対象になる子どもの人数に応じてでなく2人目からは、10日となりました。子ども2人の場合は、10日間取得できるので安心です」

 こうした声が子育て中のみなさんから寄せられています。労働組合の大切さを実証しました。


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