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府職労ニュース


2010年 1月28日

子どもと高齢者の医療費無料化、軽減を
京都府知事あて府民署名へ

のびのび子育て老後も安心

 「学校では、病院に行くとお金がかかるため、熱があっても打撲しても、その日は我慢して、次の日に保健室に来るという子どもが増えている」「目の前で子どもが事故にあったので『すぐに病院に行こう』というと、『病院に行ったらあかんと母ちゃんに言われている』と。聞けば母子家庭の子どもだった」

 構造改革≠ェ進められ、日本の貧困率15・7%、6人に1人が「貧困」というもと、高額な窓口負担による受診抑制や保険料滞納による保険証取り上げなど無保険者の増大が子どもたちのいのちや健康も脅かしています。

 「いつでも、だれでも、どこでも安心して治療を受けたい」という声の高まりの中、京都府知事に対して子どもと高齢者の医療費無料化・軽減を求める「あんしん医療署名」の推進運動が府内各地で始まっています。

 ヨーロッパでは当り前の「窓口負担無料」が、日本では実現できていません。府民が安心して暮らしていくために、すべての患者の医療窓口負担無料化を目標に、当面、府の制度として、子どもの医療費窓口負担の無料化と65歳以上の高齢者の医療費窓口負担の軽減を求めています。
 署名実行委員会には府職労連も参加し、府内全域で50万筆集めることを目標にしています。


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