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府職労ニュース


2010年11月15日

府・市民のいのちとくらし守れ
京都府・市に対し予算要求

早朝から総行動―11.10

 暮らしや経営の困難の中、京都府・京都市の来年度予算に、府民・市民のいのち・暮らしを守る政策を盛り込ませようと、10 日、京都府市民総行動が取り組まれました。府庁・市役所門前宣伝、個人請願行動、昼休みデモ、対府・対市交渉が取り組まれました。

 京都社保協として、国保・介護・後期高齢者医療制度・子育て支援など、社会保障関係の要望を府・市に届けました。京都市役所前での行動で社保協から「高すぎる国保料のため滞納している人が、紙切れ一枚で府税機構に送られている実態がある。府の責任で高すぎる国保料の引き下げを」「社保協として自治体キャラバンをおこなった。各市町村の国保財政は危機的な状況だが、国保広域化では問題は解決しない。国の負担の抜本的増額を」と訴えました。

 対京都府交渉では、社会保障関係の要望について健康福祉部と一時間の交渉・懇談をしました。

 国保問題では、子どものいる滞納世帯には郵送により短期証を交付していることが府から説明されました。広域化については府は「市町村国保の運営は危機的。国費の引き上げを前提として、広域化も問題解決の選択肢の一つ」として、広域化を進める考えを示しました。「広域化は国保料引き下げにつながるのか」の質問には、「国からの補助金を前提とし…」と回答不能となっていました。

 他に、京丹後市・宇治市・井手町・伊根町で子ども医療費助成の拡充を検討していることなどが説明されました。