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2013年10月29日更新

いのち・人権が尊重される社会保障を 
「いのちまもる10.24国民集会」
 
雨の中3000人が参加

 「いのちまもる10.24国民集会」が10月24日、台風が近づき雨風が激しくなる中、日比谷野外音楽堂に3000人を超える参加者で、開催されました。この集会は、「憲法をいかし、いのちと人権が大切にされる社会保障の充実を」、「いのちの差別は許さない!医療・介護の営利化反対! 」、「医師・看護師・介護職員等を大幅に増やし、地域医療の確保を」を集会スローガン に、2006年から開催されています。

 集会のオープニングセレモニーは「ザ・ニュースペーパー」のコント、会場を笑いで盛り上げました。日本医労連の山田真巳子中央執行委員長は主催者あいさつで、医療・介護関係職場での長時間労働や、手薄な夜勤体制など、現場の実態を報告し「現場で問題があると、患者さんが不安を抱えてしまう」と医療・介護関係職場の、労働条件の改善を訴えました。また、2006年から開催されてきた当集会を通して、「署名請願や職員増員、いままでになかった他団体との共同など、確実に前進していることを実感している」「国民の命と暮らしを守るため、大きく声をあげて、政治を変えていきたい」と、決意。

 ゲストトークには、妻が産婦人科医である予備校講師の林修さんが登場。「人の命を預かるのは本当に大変。責任の重さが違う」「みなさんと思いをいつ、ともにするのか?今でしょ!」で締めくくりました。リレートークでは、全国腎臓病協議会、日本医療福祉生協連、宮城県保険医協会、大阪自治労連医療部会などが発言。大阪自治労連医療部会からは、府立病院が独立行政法人化されたことにより「黒字になったが、その中身は、職員の大幅な削減、給料引き下げ、医師を含む職員の非正規化、患者負担増など、職員、患者犠牲によるものであり、府民の命と暮らしを切り捨てたものである」「府民の命と暮らしを守り、生きがいをもって働けるよう、あらゆる職種、勤務形態の違う仲間と共に、頑張ります」との決意表明。

 集会にはJAや日本医師会など様々な団体や研究者など160通を超える賛同メッセージが寄せられました。

 集会後雨の中、銀座を通って常盤橋まで元気にパレードを行ないました。

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