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2013年10月 1日更新

「堺は一つ」維新の大阪都構想にノー 
堺市長選、市民共同の力で竹山氏が圧勝
 
大阪自治労連が書記長談話

 9月29日投票で実施された大阪・堺市長選で、自治労連が支持をした現職の竹山市長が、大阪維新の会の候補を破り再選しました。大阪自治労連の書記長談話をご紹介します。

          維新政治ノー、大阪都構想ノーの審判を明確に下した堺市長選挙結果を力に、
          住民との共同を拡げ大阪の未来を拓く運動をさらに強めよう!!


 9月29日投開票の堺市長選挙で、維新政治ノー、大阪都構想ノーを明確にした現職の竹山修身市長が大差で当選しました。
選挙では、橋下・維新の会がすすめる「大阪都構想」に反対する政党や団体などが「堺はひとつ」「堺を守れ」の一致点で市民共同のたたかいがすすみました。民主主義破壊と自治体つぶしが全国的にすすめられるもとで、新しい政治を模索する国民と一致する課題をもとにした共同が政治を動かす力になることを「教訓」として発展させる必要があります。

 何よりも、維新発祥の地、大阪で維新の会が敗れたことは、橋下・維新政治への「幻想」がはがれつつあることを示しています。このことは、橋下共同代表の「慰安婦発言」をはじめとした人権感覚の欠如や憲法を蹂躙する独裁的政治手法への国民の批判の広がりが、今回の選挙結果にも反映したものです。あらためて、橋下共同代表にいっさいの公職からの辞任を求めるものです。

 大阪自治労連は、「住民のくらしと地方自治を破壊する『大阪都構想』にノーの審判を下し、橋下・維新の会の悪政にストップをかける重大なたたかい」「絶対に負けることのできない『天王山の戦い』」として位置付け、「大阪の自治体労働者の誇りと意地を最大限発揮し、このたたかいの勝利を自らの力でもぎ取ろう」と定期大会で確認し、最終版には300人行動を提起しました。大阪自治労連が、団結の力で、勝利を自らの手でもぎ取った今回の勝利は、大阪自治労連運動のこれからの発展の基礎をさらに固めたものと確信します。

 そして、たたかいはこれからでもあります。竹山修身市長がかかげた①子育てのまち②歴史文化のまち③ものづくりのまち―「堺・3つの挑戦」の公約を住民との共同で実行させること、真に住民本位の市政運営を迫っていくことは、私たち自治体労働者の責務でもあります。

 また、大阪府下に広がる維新政治をストップさせる運動を強め、当面する一連の政治戦をはじめ、2015年の統一地方選挙、大阪府知事・大阪市長選挙を見通したたたかいを構築し、大阪の未来を私たち自治体労働者が拓こうではありませんか。

 今回の選挙結果に確信を持ち、さらなる住民との共同を広げ、いっそう奮闘しましょう。

堺市長選確定得票数
当198,431 竹山 修身
 140,569 西林 克敏


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