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全国で4000件突破 |
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目標1万件の到達をめざす |
8月から生活保護費が減額されている問題で、全国各地の保護利用者の不服審査請求が9月10日時点で4000件を突破した。請求運動を呼び掛けている「全国生活と健康を守る会連合会」(全生連)の集計で明らかになった。 集計によると、最も請求件数が多い北海道は、1054件(作成済みで未提出のもの含む)。次いで、大阪約900件、福岡約400件が続く。全生連は「保護費が減額されたことへの問題意識が全国に広がっている」と語った。9月17~20日に全国一斉の審査請求を行い、集団請求を含めて目標1万件の到達をめざす構えだ。 生活保護をめぐっては8月から食費や光熱費に相当する「生活扶助」が引き下げられた。3年間で最大10%減額されるため、生活が立ち行かなくなって餓死や孤立死する人が出ると懸念されている。 |
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