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再生エネ発電、原発3基分 |
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太陽光突出、風力など低迷 |
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経済産業省は8月20日、2012年度から今年5月末までに新しく発電を始めた再生可能エネルギーの設備容量が335・9万キロワット(kW)だったと発表した。原発(1基当たり約100万kW)のほぼ3基分に上る。 内訳は、太陽光が全体の9割超となる321・5万kWを占めた。屋根にパネルを置く住宅と、企業が敷地にパネルを並べる「メガソーラー」などの非住宅の割合はほぼ半々。非住宅は今年4~5月だけで96・1万kWも増えている。 一方で、風力や中小水力、バイオマス、地熱の新たな設備容量は合わせても14・4万kWと低迷した。パネル設置が比較的簡単な太陽光に比べ、風力などは運転開始までの作業や手続きに時間がかかる上、行政の規制も多く残っている状況が浮き彫りになった。 ▼多数が運転始められず 昨年7月に電力会社に買い取りを義務付ける固定価格買い取り制度(FIT)が始まったことで、再生エネの普及は進んでいるといえる。だが、制度の買い取り対象に認定された設備容量は、12年度末までで約2100万kW。認定されたのに運転を始められないケースが多いことを示すものだ。再生エネ事業者からは「電力会社に送電網接続を事実上拒まれた」との苦情も出始めており、国の普及に向けたいっそうの取り組みが求められている。 |
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