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「核兵器廃絶運動の飛躍目指す」 |
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日本原水協など実行委 |
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日本原水協などが実行委員会を務める「原水爆禁止2013年世界大会」が、8月3日から9日まで広島・長崎両市で開かれる。海外ゲストを招いた国際会議や多くのテーマを網羅した分科会などを通じて、核兵器廃絶運動の飛躍を狙う。実行委は、「若い世代にもインパクトがある企画を用意した。運動の展望を感じてもらいたい」と、幅広い参加を呼びかけている。 ▼「非人道性を国際世論に」 原水協の安井正和事務局長は、今大会のポイントとして、(1)2015年のNPT再検討会議へ勢いを付ける(2)被爆国として日本が果たすべき役割を見直す(3)核兵器の非人道性を国際世論にしていく――の3点を挙げている。 ▼アカデミー賞監督と対話 今年の海外ゲストは、米国やフランスなど核保有国を含む18カ国から、政府や平和団体を代表する79人が参加する見込み。 3日に始まる国際会議では、改憲問題と核兵器の関連性や、NPT再検討会議に向けた行動計画などについて議論する。最終日の5日には、そのまとめとなる宣言を採択する予定だ。 6日のヒロシマデー集会には、アカデミー賞を2度受賞した米映画監督オリバー・ストーンさんが登場。スピーチの後、被爆者や青年からの質問に答える予定だ。政情が不安定なエジプトや、核開発疑惑を抱えるイランの政府代表が発言できるよう調整中だ。 ▼NPT会議への決意も 長崎に舞台が移る7日は、国連のアンジェラ・ケイン軍縮担当上級代表や核保有国の運動団体、脱原発に取り組む首長らがスピーチ。8日の分科会を経て、9日のナガサキデー集会でフィナーレを迎える。ストーン監督が再登場するほか、大会に参加してきた若者たちがNPT再検討会議に向けて決意を表明する。 |
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