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2013年11月28日

脱原発の署名837万筆に
一千万人署名市民の会

秘密保護法案反対もアピール

 脱原発社会の実現をめざす「さようなら原発 一千万人署名市民の会」が11月26日、昨年6月以来二度目の署名提出を行った。政府に寄せられた署名は計837万8701筆。呼びかけ人の一人でルポライターの鎌田慧さんは東京・日比谷野外音楽堂で開かれた集会で、「これほどの人が原発に反対の意思表示をしたのはとてもすばらしいこと」と称賛。この日衆議院で強行採決された特定秘密保護法案について、「軌を一にする共通の問題」と述べ、「原発再稼働反対、秘密保護法粉砕の気持ちで頑張ろう」と呼びかけた。

▲秘密保護法に批判集中

 著名人らによるリレートークでも特定秘密保護法案についての発言が相次いだ。

 大江健三郎さんは「(法案に反対する人たちと)私たちは、新しい社会、新しい人間のあり方を作っていくという同じ現実観、未来観に立って活動している」と強調。落合恵子さんは「秘密の対象にテロ防止が入っているが、この法案こそ私たちに対するテロリズムであり、福島の人々に対するファシズムだ」と批判し、澤地久枝さんも「これ以上官僚国家化を強める法案を私は認めない」と語気を強めた。

 署名を寄せた人たちからのメッセージも紹介され、「150筆集めました。総理の顔に押し付けて」などの訴えが読み上げられた。集会後は、東京電力本店前や銀座の街をデモ行進し、原発再稼働反対を訴えた。
 

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